「人生の答」の出し方

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とても濃厚な一冊でした。

多分ジャンル分けすると、エッセイになるのでしょう。

ノンフィクションを中心に本の紹介を自分の経験を絡ませて綴られています。

その一冊一冊に対する書き方がすごい。

軽いエッセイのつもり読み出したらとんでもない。

生と死、言葉の力、人生を変えた一冊、読書について、人生の答え、などなど、書き出したらきりがない。

自身もノンフィクション作家である。

だからノンフィクション作品の奥の奥まで読み込んで、その本の魅力をぎゅっと濃縮して紹介している。だから紹介された本のほとんどを読みたくなってしまうほど情熱的な文章です。

紹介する本への思いや、その著者に対する愛情と尊敬にあふれた本です。


実はこの本、初めて読み出したのは一年ほど前。

最初からグイグイと惹きつけられる内容で非常に面白かった。

しかし、内容があまりにも濃すぎて頭が疲れた。いや、著者の気迫に圧倒されて読み疲れてしまったため、時々読むのをやめざるを得なかった。

しかし、読むのを諦めてはいなかった。

常に枕元に置いてあった。

気が向いたときに手に取り、少しずつ読み継いできた。


読み終わった今日、最初からパラパラと拾い読みしようとした。

ダメだ、もう一度読みたくなってしまった。

キリがない(笑)


とにかく、これほどまでに言葉や文章に迫力を感じたエッセイはなかった。


この本で、改めて「言葉の力」と「本の力」の素晴らしさと凄さを思い知らされました。