プレイングマネージャーを抜け出せない理由 | 組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

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池本克之です。
 

これを読んでいる人の中には、
「自分でやった方が早い」と
感じたことがある人は多いのでは
ないか。


実際、そういう僕もある。


以前は、自分がやった方が早いと
考えていた。


自分がやった方が早いと思ってしまう
原因には、
部下がよくミスをする
というのもあるのかもしれない。


部下がミスをしてしまうと
トラブルの原因になるし、
そのミスを自分がカバーしないと
いけなくなり、
結局は自分の時間が取られる…
ということになるからだ。


であれば、
最初から自分がやればいいと
思ってしまう。


しかし、ここに落とし穴がある。


確かに、ミスをするような部下に
仕事を任せるのは
不安で落ち着かないかもしれない。


そんな気持ちでは
自分の仕事だって
うまく進められないだろう。


だが、このような人の多くは、
何年もの間、
自分自身がプレイングマネージャーに
なっており、
いつも部下が成長しないことを
嘆いているのだ。


また、部下自身も、
いつまでも重要な仕事を任せてもらえ
ないので
「自分はダメな人間だ…」
「自分は頼りないから任せてもらえ
ないんだ…」と思い、
いつも自分を責めるようになる。


こんな状態では、
仕事もうまく捗らないだろう。


また、さらに最悪なのは、
大変そうなところは何でも上司が
してくれるので、
それに甘えてしまう、ということだ。


こうなると、部下の成長は止まり、
上司はいつまで経っても
忙しいままだろう。


プレイングマネージャーを
抜け出すことは不可能である。


では、どうすれば
こんな状況を1日でも早く
抜け出せるようになるのだろうか?


それには、やはり
部下の主体的な取り組みを
支援することにコミットして、
部下が成長する機会を奪わないように
することが大切だと考えている。


もしかしたら、
またミスをするかもしれない。


そんなときに、すぐに自分が
カバーをするだけではなく、
どうすればミスがなくなるように
なるのかを
考えさせることが重要だ。


同じミスを繰り返していても
それは何の成長にも繋がらない。


であれば、本人に
「どうしたらなくなるのか?」
「どうしたら減らせるように
なるのか?」
ということを考えさせ、
実際に行動してもらうということが
大切ではないか。


いつまでも社長が
自分がやった方が早いと思い、
部下に仕事を任せなければ
お互いが不幸になってしまう。


部下が早く育ち、
一人前になるためにも、
そして、あなたの負担を少しでも
減らすためにも、


部下の主体的な取り組みを
支援することにコミットし、
本人の成長の機会を
なるべく奪わないようにすることが
プレイングマネージャーから
最も早く抜け出す道だと考えている。

 

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