池本克之です。
いざというときに、
部下を守らない上司はいる。
「私は、皆をサポートする。
だから私についてきてくれ」
と言いながら、
何か問題が起きると、
すぐに尻尾を巻いて逃げるのだ。
メンバーを守ろうともせず、
「私が決めたことではない」などと言い
自分のせいではないことを主張する。
こんな上司を見て、
あなたはどう思うだろうか？
「一度言ったことは、守れよ」
そう思う人もいるだろう。
きっと、部下の中には
そう思う人はいる。
傍から見ると、責任を放棄し、
メンバーを見捨てたひどい人のように
見える。
これでは、メンバーはついてこない。
上司に見捨てられた部下は、
一体どうすればいいのだ。
上司への信頼は崩れ、
部下のモチベーションは一気に下がる。
このようなことがあると、
チームで、組織で大きなことを
達成することはできないだろう。
一度でも上司から裏切られたと思うと、
何かを言っても素直に動いては
くれない。
上司の足を引っ張ろうとする人も
出てくるかもしれない。
頭ではそんなことをしてはいけないと
思っていても、
感情が許さないのだ。
上司が責任を放棄すると、
このような、考えただけでも
恐ろしいことが現実に起きる。
どのような仕事であっても、
最終的な責任は上司にある。
問題が起きたときに
そのような意識を持って行動すれば、
部下はより信頼してついてくるように
なるだろう。
「この人は信頼できる」と思えば、
悩みを話したり、
問題が起きそうなときに
事前に報告してくれるようにもなる。
人間は、悪い状況になったときこそ
本性が出やすい。
部下にそっぽを向かれないためにも、
問題が起きたときこそ、
上司としての正しい姿を見せてほしいと
考えている。
それが、
個人のパフォーマンスを最大化する
ことになり、
結果的に、チームの目標を達成する
ことにも繋がっていくのだから。
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