UMIカウンセラー【訓練中】
まわたり まい です
元気いっぱい
好きなことを楽しむ
不登校男子2人(中1・小5)のママ
ありのままの自分で
軽やかに生きていきたい、
そんなあなたを応援しています
前回の記事で、私のお友達Aさんのことをお話しました。
Aさんは家族のことで悩んでいるなかで、自分が感じてる思いが置いてきぼりになってしんどくなる、でも、自分の思いこそ、悩みを解決するためには一番に出してあげたいところ、見てあげたいところだよというお話を書きました。
Aさんの家族の悩みの一つは、中1のお子さんBちゃんのこと。
Bちゃんは小5で不登校を経験して、そこから心療内科に通い、主治医の先生となんでも話せる仲で自分で上手に必要に応じて病院を使っている様子です。
で、どうやら片付けが苦手そう。
Aさんの悩みの一つは、このBちゃんの片付けられなさです。
Aさんが帰宅すると、散らかった服や食器や小物類が目について口うるさく言ってしまう。
きっとBちゃんは嫌だろうなと思うのに、心の中で葛藤しながらも言わずにはいられないということがしんどいようです。
Bちゃんのことを思うと、口うるさく言ってはいけないと思ってるんだね。
でも、言わないように言わないようにってするほど、とまらなくなる
もうずーっと、抑えながら言ってる状態だから、すでに溜まってる不満があるんです。
その不満が、今か今かと飛び出せるときを狙ってます。
だから、相手にぶつけたくないと思うなら、抑えるんじゃなく、先に解放しておくんです。
ノートに書き出しましょうね!!
最初はなかなか筆が進まなくても、慣れていくとスラスラ書き出せるようになるし、ただ胸に抱えてるより書き出した方が絶対に楽になるから。
考えなくていいです。
支離滅裂でいい。
出てくるままに、変なこと言ってるとしても、何度も同じ言葉を書いてもいいから、書きつづけてみてください。
これも、練習
そして、胸に抱えてる思いをしっかり出したら、もう一度考えてみる。
考えるポイントは2つです。
ひとつは、その片付けができなくて困るのは誰か?その片付けは誰の課題か?ということ。
つまり、自分と相手との間の境界線を意識するということです。
この境界線がゆるゆるだと、相手の課題にも色々言いたくなる。
こちらの思うようにやってほしいという、コントロールの意識が生じるんです。
コントロールされる方は不快だから、とても受け取りづらいし、自分の意思じゃないので、やらせても満足行く結果にはならないでしょう
だから、やることは、相手の課題には境界線を引き、任せると決めて意識を向けないこと。
意識を向けないと決めても、どうしてもザワザワしてしまう時は、自分の中にザワザワの種があるからなので、やっぱり自分を見てあげましょうね。
2つ目のポイントは、決めつけないということです。
この子は片付けができない。
そう思っていると、余計にしっかりやらせなくちゃって思いませんか?
余計に見張り口うるさく言ってしまったり、こちらで決めたやり方を一方的に押し付けて、しかもキッチリしたやり方だったりして、全然その子のやりやすい方法ではないなんてこと、ありませんか?
逆に、どこか諦めていたりね
先ほど、片付けができなくて困るのは誰?と考えたとき、共用部分だったりすると、片付かないのは私が嫌だなと思うこともありますよね。
そういうときは、嫌だなと思う人の問題なので自分が片付ければいいし、コントロールしてでも相手に片付けさせたって別にいいんです。
ただし、コントロールはマイナスエネルギーで相手のエネルギーを奪うことになるので、あとから自分も奪われると感じること(マイナスに感じること)が返ってくるのは引き受けることになる。
それだって全然いいんです。
でも、できたらお互い気持ち良くいたいなとも思いますよね。
であれば、嫌なら自分が片付ければいいんだけど、片付いてないとどう感じて嫌なのかを相手に伝えるといいですよ。
例えば、
"私はソファーが散らかってるとゆっくり休めなくて嫌なんだ。
だから、ここには物を置かないでくれると嬉しい。"
自分がどう感じるかを伝えます。
そして、そのあとの相手の態度は相手に任せます。
相手にも態度を選ぶ権利があるからね。
その時々で選ぶ態度も違うと思います。
だから、相手の態度はどちらでもいいという気持ちで伝えられるといいです。
でね、伝えるていくと、じゃあどこに置こうかという話に発展するときがきます。
相手が行動しよう(したい)と思えたとき、お互いにとってベターな方法を一緒に見つけていくんです。
どうしたらお互い気持ち良く過ごせるか。
どんな方法がやりやすく負担が少ないか。
歩み寄って相手を理解しようとし、受け入れ、自分の望みと折り合いをつけていく。
一発で決めようとしなくていいから、お互いが自分事として試行錯誤していたら、必ず良いバランスが見つかります
決めつけてしまったら、そこから発展することなく、決めつけたとおりになっておわりなんです。
でも、そうじゃないかもしれない。
片付けができない子じゃないかもしれない。
できるけど、やりたくないだけかもしれない。
タイミングが合わないかもしれない。
散らかってると感じるラインが違うかもしれない。
やり方がわからないのかもしれない。
いずれにしても、理解しようと思わないと解決策は見えないよね。
片付けだけじゃなくてね。
そして、それが子供にとって自分事になることが重要なんです。
だから、境界線を引いて任せる。
そして、決めつけないで、時には思いを伝え、話し合う。
相手の態度は相手が選ぶことだから、どちらを選んでも大丈夫という意識でいられるように、こちらは先に思い(不満)をしっかり書き出して軽くしておく。
これを、コツコツやるのです
Aさんもやってみるとおっしゃってたので、何か変化を聞けたらまたお話しできたらと思います
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