シルクホースクラブより、
2024年度(2023年産)追加募集の実施が3月14日にご案内されていたが、未発表だった厩舎・募集価格がこの度決定
◇2025年3月26日/2024年度(2023年産)第1回追加募集馬情報公開 募集価格及び厩舎更新
厩舎は、関東7頭と関西4頭
価格帯は、2,500万~7,000万円
募集馬・関東[#84~90] 7頭
#84 アイリッシュシーの23 牡(父ロードカナロア 母父Galileo)
<価格>14万円/総額7,000万円
<評価>SABCD
<生日>1月31日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
手塚厩舎。
グランダム・ジャパン2024の古馬春シーズンで総合優勝の半姉キャリックアリード、サウジアラビアRC2着の半兄タイセイカレントがいる血統。前者の父はキズナ、後者の父はモーリスで、1800ⅿ以下が適性距離だった。本馬の父×母父の組合せは目黒記念、AJCCを勝ったキングオブコージがおり、距離は伸びても良い可能性はある。
#85 シフォンカールの23 メス(父ドレフォン、母父クロフネ)
<価格>5万円/総額2,500万円
<評価>SABCD
<生日>2月10日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
深山厩舎。
母はシルクでダート1800m、2400mで2勝。4代母にダイナカール。ダート中距離がイメージされ、牝馬ということもあり個人的には出資検討外。
#86 ヒストリックレディの23 牡(父レイデオロ、母父ネオユニヴァース)
<価格>8万円/総額4,000万円
<評価>SABCD
<生日>4月16日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
黒岩厩舎。
母は未出走で、1歳下の半妹にハープスター。父の種牡馬としての評価は、一時の絶望的な急落から重賞好走馬が複数出てきたことで多少は持ち直してきたか。血統からは芝の中長距離をイメージで、クラシック路線を狙うことも可能。父産駒での出資馬ではゴーディアンノットで未勝利に終わったことが記憶に新しいが、金額がお手頃であれば検討の土台に載せてもよい。
#87 セリユーズの23 メス(父リオンディーズ、母父ディープインパクト)
<価格>6万円/総額3,000万円
<評価>SABCD
<生日>3月4日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
田中博厩舎。
母はシルクで芝1600〜1800mを3勝、本馬は初仔。父と母父の配合は2022産までに約40件あるが、出世頭は3歳牝馬重賞で掲示板が2回タガノディアーナくらい。それを本馬が上回る活躍が出来るか。芝中距離までをイメージ。
#88 ステージディレクションの23 牡(父ヘニーヒューズ、母父Malibu Moon)
<価格>6.4万円/総額3,200万円
<評価>SABCD
<生日>3月12日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
萩原厩舎。
'23セレクトセールでノーザンFが税込1,650万円で落札し、追加募集に登場。父と母父から、適性イメージはダートマイル前後。狙いはフェブラリーSか。
#89 トリフォリウムの23 牡(父ミッキーアイル、母父ドゥラメンテ)
<価格>6万円/総額3,000万円
<評価>SABCD
<生日>2月3日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
西田厩舎。
母はキャロットで走り2戦未勝利。その初仔の本馬がキャロットではなくシルクで募集された。第2仔はシスキンを産み、その後にアドマイヤマーズを受胎したまま昨年のミックスセールで税込4,180万円にて売却されてしまった。アワブラを期待した出資者は切ないだろう。同じような生い立ちで、キャロット馬で未勝利引退して繁殖入りしたクルミネイトも、初仔はクラブ募集されずに‘22セレクトセールで売却、母自身も‘23ミックスセールで繁殖牝馬として売却された。1年後、アルテヴェローチェと名付けられた初仔は、‘24サウジアラビアRC馬を勝利して母孝行を果たした。本馬も母の放出に奮起して、重賞をプレゼント出来るか!?
#90 パロネラの23 牡(父フィエールマン、母父ロードカナロア)
<価格>6万円/総額3,000万円
<評価>SABCD
<生日>5月2日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
稲垣厩舎。
5月の遅生まれの上に父フィエールマンで、字面だけではデビューは遅くなりそうに思える。母はシルクでプリモシーンの1歳下の半妹、中央4戦と地方4戦して未勝利だった。本馬の1歳上の半姉カルプスペルシュは、父がステイヤータイプのシュヴァルグランながら、2歳6月の早期デビューで1400ⅿ以下で好走しイメージを覆している。本馬ももしかすると、父のイメージから成長した姿を思い込んでしまうと、走ってみると全然違った!ということがあるかも。
募集馬・関西[#91~94] 4頭
#91 メジロスプレンダーの23 牡(父サートゥルナーリア、母父シンボリクリスエス)
<価格>10万円/総額5,000万円
<評価>SABCD
<生日>3月3日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
池江厩舎。
母は芝1800ⅿの2勝馬。母の4歳下の半弟に菊花賞2着のサトノノブレス。父は現3歳世代が初年度、勝ち馬35頭で勝ち上がり率は35%弱あり優秀だが、2勝以上がOP勝ちのファンダム含めて2頭と伸び悩んでいる。3月29日毎日杯のファンダムや3月30日大寒桜賞のジェゼロの結果が、多少なりとも本馬の人気に影響しそう。
#92 メジロコウミョウの23 牡(父ルヴァンスレーヴ、母父キングカメハメハ)
<価格>6.4万円/総額3,200万円
<評価>SABCD
<生日>2月13日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
高橋一厩舎。
母は芝1勝馬。3代母にメジロドーベルがおり、この母系は応援したい。父ルヴァンスレーヴが当初の評価ほど成績を出せていないのが気がかり。ダート中距離をイメージ。
#93 ビップチャチャチャの23 メス
(父ホッコータルマエ、母父ディープブリランテ)
<価格>5万円/総額2,500万円
<評価>SABCD
<生日>2月22日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
佐藤厩舎。
母は未出走、母母は旭川と門別で1勝ずつ、デビューした兄弟は2頭とも地方馬で短距離をメインに走るが特筆すべき戦績では無し。そんな血統にホッコータルマエが配合された本馬を、2024年北海道サマーセールで税込1,485万円でノーザンFが落札した。よっぽどデキが良かったのだろうか?個人的に食指は伸びないが、ノーザンFが見初めた子として注目はしたい。
#94 〔マル外〕キャニーの23 牡(父Munnings、母父Big Brown)
<価格>10万円/総額5,000万円
<評価>SABCD
<生日>5月2日
<測尺>体高??㎝、胸囲??㎝、管囲??㎝、馬体重??㎏
<短評>??
松永幹厩舎。
父マニングズは日本ではあまり馴染みがないが、‘04BCスプリント馬のスパイツタウン産駒。米国で主にマイルまでの距離を走り14戦4勝でGⅡ3勝、GIではシャンペンS2着。種牡馬として成功を収め、産駒は短距離を中心に、中には中距離まで、複数のGI馬を輩出している。母父ビッグブラウンは米国クラシック2冠を含むGI4勝だが、種牡馬としては大きな活躍が出来ず。本馬はダートの中距離以下をイメージ。
募集スケジュール、詳細は以下の通り。
◆募集スケジュール
【インターネット先行受付期間】
4月2日(水)午前10時~4月7日(月)午前10時
口数は1頭につき一人10口を上限。
※本募集では「抽選時優先馬」は実施せず。
【インターネット先行受付で募集口数に満たなかった馬の募集】
4月11日(金)午前10時より会員限定でインターネットにて先着順でお申し込み受付け。
◆出資者決定方法
・先行受付期間内の申し込みが500口に満たなかった募集馬
出資確定。
・先行受付期間内の申し込みが500口を超えた募集馬
<500口のうちの300口>
過去3世代(2021年産、2022年産、2023年産)の募集馬の出資金額の合計額が上位の方から順番に口数を割り当て。
<500口のうちの200口>
抽選によって口数を割り当て。
抽選で割り当てられる口数は最大5口。
シルクの追加募集予告の一週間後にキャロットクラブの発表があったが、中央入厩予定馬が全て総額4,000万円以上(一口10万円以上)だった事を考えると、お手頃価格に思える。
血統、厩舎、金額の字面だけなら、#90パロネラの23に魅力を感じるかな
引き続き、4月1日の追加募集馬情報公開を心待ちにしたい
2025年3月26日時点(出資馬24頭)
キャロットクラブ/8頭
広尾サラブレッド倶楽部/14頭
シルクホースクラブ/2頭
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