今週の出資馬出走・結果(2025年3月23日)

 

ティルナノーグアルガムベイの2頭が出走。

前者は大外、後者は最内と、両極端な枠順でレースを迎えることになった。

 

 

2025年3月23日(日)

馬3歳未勝利戦馬

阪神2R/10:25発走/ダ1200m (右)/16頭

◇8枠16番/高倉/12番人気/16着

ティルナノーグ 牡3[スマートオランプ22]

(父ミッキーアイル、母父キングズベスト)

  栗・武英厩舎<未勝利C:2戦0勝:0-0-0-0-0-2> 

 

 

ティルナノーグは大外枠、12番人気(単勝125.9倍、複勝21.2~34.0倍)で出走。

 

※広尾サラブレッド倶楽部様に許可をいただき掲載

 

スタートはあまり早くなく、外から出してポジションをとりにいく形。2列目につけることは出来たが、終始余裕がなく、4コーナーでは手応えなく後退し、そのまま直線で力尽きシンガリ負けチーン枠の不運はあったが、それでもあまりにも見所が無さすぎた。芝を試す手は残されているが、レース後の調教師のコメントから、今後の判断は早くなりそう、、、

 

4コーナー、一番右がティルナノーグ。

 

<公式コメント>

差のないスタートから前半は2列目の外につけましたが、4角より徐々に後退。結果16着での入線となっています。
「ちょっと余裕がないように感じました。ゲートは大人しかったのですが、レースでスピードやコントロールを利かせていく術がなかったですね。競馬が嫌いになっているようにも思える印象を受けました」(高倉騎手)
「今日は馬体が良く見えましたし、落ち着きもありましたので、控えずに出していく形。馬と対話をしながら前目につけましたが、普段なかなか調教で教え込むことができない難しさを抱えている馬だけに、そううまくはいきませんでした。馬具などで矯正が効くような問題ではないですし、この先スタミナ面や操縦性が良くなってくれそうな気配が感じられない点が気掛かりでなりません」(武英調教師)
◆前走よりもゲートの出は良く、抱えずにポジションを取りに行く競馬を試みましたが、調教時と同様にまず走りたいだけ走って疲れたらやめてしまう形。力の出し入れやペース配分に窮し、最下位での入線となってしまいました。なお、このあとは、「どのような対応策を講じていくべきか。正直なところ、ここまで気性が難しい現状を考えますと、施すべき手段や方法が分からなくなってしまいます」と調教師。引き続き、意見交換を図りながら方向性をすり合わせていく予定となっています。(HTC)

 

 

 

馬3歳未勝利戦馬

 中山5R/12:25発走/芝1600m (右外A)/16頭 

◇ 1枠1番/北村宏/3番人気/4着

アルガムベイ 牡3[ミリッサ22]

(父モーリス、母父ダイワメジャー)

 美・鹿戸厩舎<未勝利C:3戦0勝:0-0-1-2-0-0>

 

 

アルガムベイは440kg(-2)、初の中山コース、最内枠で3番人気(単勝5.5倍、複勝1.8~2.7倍)での出走。

 

最内枠からスタートして促していったが、外々から被せられるように前の位置を取られてしまい6、7番手で進めた。内から直線で前が空いたところ外に出し、上り3位の35.9の末脚でジリジリ伸びたが、前を捕らえるに至らず3着馬にも差されて4着までショボーン勝ち馬は3コーナーから捲って先頭に立ち1着でゴールしたことを考えると、同様に内枠を生かして早め押し切りの競馬をした方が順位を上げられたように思えて残念!末脚勝負が出来る馬では無いびっくりマーク

ただ、控えた騎乗もある程度は理解が出来る。前走に続き我慢を覚えさせられたことが、今後の競走馬生にプラスに働いてくれると信じたいグー

 

<公式コメント>

23日の中山競馬ではまずまずのスタートを切り好位のインを進む。直線でやや外に出して追うとジリジリと伸びてきたが4着まで。「中山マイルの内枠スタートということ、そして馬場が掘れてきているのである程度の位置を取って立ち回りたいと考えました。そのため承知のうえであの形を採ったところ何度かキツくハミに来るところはありましたが、何とか我慢は利きました。そう思っていると動かしていかなければいけなかったりと走りが一定でないところもあり、まだ課題はある状況でもあります。前回同様、終いにかけて伸びようという格好を見せてくれていますし、少しずつ形にはなってきていますが、もう少し走りが安定してくれるようになるとさらに上がってきてくれるはずです」(北村宏騎手)課題は変わらず残るものの、体調自体は良いのでどのような走りを見せてくれるか期待して送り出しました。とはいえ、初めての右回りで最内枠スタートということで不安もあったため見守る気持ちで臨んだ結果、操縦性の課題こそ見せていましたが、前回に続いて終いにかけて脚を使ってくれました。鞍上が教えるように修正してくれていますし、なんとか良い形を作って結果につなげていきたいところです。今後についてはレース後の状態をよく見てから検討していきます。

 

 

 

 

2025年3月23日時点(出資馬24頭)

 

キャロットクラブ/8

広尾サラブレッド倶楽部/14

勝負服シルクホースクラブ/2勝負服