第17部 ‘25AJCC編




☆2025年1月6日/田中博厩舎/美浦Wコース追切
(85秒3-68秒5-52秒4-37秒5-11秒9)
☆2025年1月8日/田中博厩舎/美浦坂路コース追切
(56秒7-41秒3-26秒6-12秒6)
☆2025年1月9日/田中博厩舎/軽め調整
<公式コメント>
「いくつかレースの候補はありましたが、そのなかでAJCCを目標にして年末に入れさせていただきました。入れる前に天栄へ見に行ってきた際に、牧場スタッフさんからも聞いていましたが、今回、操縦性という点でかなり難しさを感じます。今までは右半身の弱さから右への張りは強かったのですが、今回は右だけでなく左口が凄いですね…。牧場の坂路でも随分左にも行くと聞いていたものの、実際こっちで乗っていてもそうで、口が突っ張っていて右手前では今まで通り右の口をロックしていますが、左手前だとこちらもロックして左に行きそうです。これからレースへ向けて追い切りも重ねながらなのでテンション面も含めて調整の難しさがありますが、工夫しながらちょっとずつ口を楽にできるように対応しています。1週間弱で、いくらか口を譲ってくれるようにはなっていますが劇的な変化ではなくごくわずかという状況です。月曜日にコースで無理なく長めから動かして、休み明けの水曜日に少し大きめを乗っていて今朝はダートコースでハッキングキャンターを1周ですが、今朝はフォームこそいいものの、口を硬くしていましたし、馬自身も納得いっていないような走りでした。明日以降追い切りますが、追い切り云々よりも今は普段からの操縦性がポイントですし、この後も継続して改善に努めていきます」(田中博師)今のところ26日の中山競馬(AJCC・芝2200m)にルメール騎手で出走を予定しています。
☆2025年1月16日/田中博厩舎/美浦Wコース追切
(80秒0-65秒1-51秒1-37秒0-11秒6)
<公式コメント>
「入厩後は操縦性に重きを置いて取り組んできましたが、レースが近づいてきているので、中身をしっかりとつくっていくことにシフトしています。そのような中で、週末あたりから口が少し楽になるところが出てきました。ようやく光が見えてきたので、それならばと今朝は馬の後ろに入れてから併せるようにしました。先週までは時計は出ているものの謂わば動いているだけで、求めてみてもおそらく対応できないだろうなと思える様子だったことから、今朝は動かしに行って反応を確かめたところ、先週よりは良かったです。それでも、まだ物足りなさのほうが上回っていますので、今日しっかりとやったこと、そしてこの後の調整を重ねていくことでさらに良くなってきてくれればと思っています」(田中博師)26日の中山競馬(AJCC・芝2200m)にルメール騎手で出走を予定しています。
☆2025年1月23日/田中博厩舎/美浦Wコース追切
(80秒0-65秒1-51秒1-37秒0-11秒6)
<公式コメント>
「日曜日の競馬なので逆算して、木曜日に追い切りを行いました。3頭併せで伸ばす形でしたけれど、最近の調教のなかで今日が一番折り合い、スムーズでした。力感がある中で我慢が利いているという走りでしたね。先週くらいから進歩が見られている状況で、少しホッとしています。とはいえ、そもそも前進気勢が強いからレースへ行ってまったくの不安がないとは言えません。調教段階でとても不安があったところから、気を付けなければいけないくらいに少し緩和したくらいです。体バランスは明らかに今までと違っていて、これまでは右口を強くして左を向いて走っていたのが今回は逆です。今まで見せていない姿なので競馬へ行ってどういう様子を見せるのか、わからないと言いますか、疑問は残るものの、おそらく大きく乗りづらいとまではならないはずです。これもトライアンドエーラーで、今回のレースの結果と内容を見てまた今後を考えていくというつもりで臨みたいと思っています」(田中博師)26日の中山競馬(AJCC・芝2200m)にルメール騎手で出走いたします。
レーベンスティールは3頭併せの内
JRAチャンネル調教動画
(レーベンスティール 0:50〜1:30)
AJCCを勝利すると、史上初の中山芝2200m重賞完全制覇(セントライト記念、オールカマー、AJCC)の珍記録がかかっていた。ダービー馬を倒して、この珍3冠を掲げて、GI戦線に殴り込みたい
◇2025年1月24日/AJCC枠順確定
AJCCのフルゲート18頭立ては過去最多、ダービー馬の参戦はスペシャルウィーク以来26年ぶり。そんな多頭数の中で外枠は嫌だと思っていたが、確定した枠は1枠2番
近くに先行する馬もなく、ここであればポンと出て前目で折り合いをつけ(←これが難しいかもしれないが)、前々で末脚をためられれば、あとは直線で抜けるだけ。さすればヴィクトリーロードが拓かれる
キャリーオーバーとなっているWIN5で、最終レースは自信の1点突破で的中を目指したい
ダノンデサイルは4枠8番。こちらも真ん中目の良枠を引いた。文句なしの対抗。
鞍乗は戸崎騎手で、レーベンにとっては鬼門で因縁の相手新馬戦では敵としてソールオリエンスに騎乗されて敗れ、味方としては1勝クラス2着、ラジオNIKKEI賞3着と仕掛け遅れが響き敗戦。出世が3手遅れた。
ここをレーベンが勝利する事で、操縦性の不安や過去の因縁を払拭し、2025年度の飛躍を予感させる狼煙をあげたい
3番手は横山典弘騎手騎乗のマテンロウレオ。どんな理由があるにせよ、ダービー馬からの乗り替わりとなったことは気持ちのよいものでは無く、期するものがあるはず。逃げるとされるアウスヴァールを押さえてハナに立つ可能性もあり、スローペースでの前残りを警戒。
AJCC予想
◉レーベンスティール
〇ダノンデサイル
▲マテンロウレオ
△ニシノレヴナント
△ディープモンスター
△コスモキュランダ
口取は残念ながら✕
しかし、本当の勝負時はGIでの口取撮影。今は徳を積み、その時に備えたい
☆2025年1月25日/ドバイターフ(GI)予備登録発表
<公式コメント>
4月5日のメイダン競馬(ドバイターフ・芝1800m)に予備登録を行いました。なお、今回の予備登録料は無料です。
前日にドバイターフの登録が発表レースの選択肢を広げる為にも、何としてもAJCCは勝ちたい
☆【12戦目】2025年1月26日/AJCC【GⅡ】(中山/芝2200ⅿ)/ルメール/2番人気12着
快晴の中山競馬場
競馬場に着いた頃に第1Rが発走し、戸崎騎手が勝利。
第3Rもルメール騎手。
その後、第5Rはルメール騎手、第7Rは戸崎騎手が勝利。
AJCCも、前日からルメール騎手騎乗のレーベンスティールと戸崎騎手騎乗のダービー馬ダノンデサイルが、1番人気を行ったり来たり。単勝で勝利を祈願
レーシングプログラム
パドックで、レーベン応援動画なとのYouTubeチャンネル「うめぼし牧場」を配信されている"ぐらそん"さんらと合流。
YouTubeチャンネル「うめぼし牧場」
レーベンスティールは過去最高馬体重の492㎏(前走+12)。増えすぎな気もしなくもないが、大丈夫だろうか
15時14分、1番ライラックが入場してきた。次に2番レ・・・とはいかずに3番、4番、、、18番、、、
ようやく、一番最後に真打ちレーベンスティールが登場
変なチャカつきもなく、落ち着いているように思える
太め感も無し
トモもムキムキ💪
アイドルホース「レーベンスティール(セントライト記念)」とがんばれ馬券と共に。
ルメール騎手はパドックから。
この日はこのレースまでに3勝2着1回と絶好調騎手の休みボケは心配無用
ルメール騎手、タナパク先生、託しました
後光がさしている
パドック動画(登場 馬番1、3〜15)
パドック動画(馬番16〜18、2レーベンスティール登場)
パドック動画(レーベンスティール)
パドック動画(騎乗シーン)
馬場入り。
力みも特には見受けられない
本馬場入場動画
レーベンスティールは最終2番人気(単勝2.9倍)
ゲートイン完了
スタートッまずまずの出で、
最初のスタンド前。
アウスヴァールが逃げて、右から3頭めで7番手を進むレーベンスティール。ギリギリ折り合っているようにも見える。
その外でピッタリ8番ダノンデサイルが横付け終始、徹底マークを受ける形に。
1000ⅿ通過は1:00.6でミドルペース。
最終コーナー。
16番チャックネイトが早めに仕掛けて逃げた17番アウスヴァールを潰し、それを13番コスモキュランダ、18番ボーンディスウェイが猛追。11番マテンロウレオの後ろにダノンデサイルとその内にレーベンスティール。
ここから一騎打ちか
最後の直線レーベンの手応えは、、、
ゴール前。どうやらダノンデサイルが勝った、、、らしい。レーベンは....
、、、何着?
レース動画(ファンファーレ)
レース動画(ゲート入〜1コーナー)
レース動画(第1コーナー〜第3コーナー)
レース動画(第3コーナー〜ゴール)
レース動画(ゴール後)
その日レーベンの信者は思い出した
香港で早熟や実力を疑った恐怖を…
新潟で最弱世代の一員と揶揄された屈辱を……



<公式コメント>
26日の中山競馬では中団の馬群の中を進み勝負どころから直線へ向かうが、追われて伸びがなく12着。「調整の難しさはありましたが、体は成長を感じる状態にありました。調教も中盤から切り替えて加減なく重ねてきましたし、プラス体重はネガティブなものとは捉えていませんでした。返し馬の様子を見てもリラックスして、ある意味普通にできていましたから、このままレースへ向かえればと思っていたんです。しかし、競馬は…。ジョッキーは“とてもパワフルになっています。ただ、道中はそのパワーをそのまま使いながら走っていました。これだとさすがにキツくなりますね。距離が長く感じました”とのことでした。見ている限りでは、極端に力みすぎていると言うほどではなかったように思えました。力感はこれまでもありましたし、ある意味今までと同じような感じで走っていて、でも今回はまったく良さがないまま終わってしまいました。以前からクリストフはもう少し短い距離かなと思うと言っていまして今回もそう言っていましたが、同じような走りなら少なくとも良いところは見せてくれるはずなのに何もないままでしたから、どう捉えるべきなのか…。しっかり作ってきたつもりでしたが足りない部分があったのかもしれません。見直して、なんとかまた浮上のきっかけを掴みたいです。期待に応えられず申し訳ございません」(田中博師)前走の天皇賞は力及ばず敗れましたが、大舞台での経験がまだ浅く挑戦者の気持ちでしたから糧にしていければと捉えていました。中間は操縦性の課題が強く見られ、なんとか改善できるようにと対応していくらか兆しが見られるようになってきた中でレースへ向かったものの、残念ながら良さが見られずに敗れてしまいました。歯痒いですが、現状に向き合いながらまたいい走りができるように持っていけたらと思います。今後についてはレース後の状態をよく見てから判断していきます。


【第17部 25‘AJCC編】完。
競走成績
現役(2025年1月26日現在)
◆平地OPクラス(5-2-1-4)
◆獲得賞金(1億9,575万円):総獲得金(2億2,734万円)
◆回収率632%:実績A