No.505
出雲の家計サポーター
ファイナンシャルプランナーの
池原です
今日は経営者の方へ向けた
資金繰りの話です
コロナウイルスの影響で
日本政策金融公庫を中心に
当面の資金繰り支援の
施策が打たれています
緊急事態なんで
通常時に比べて低い金利で
借りやすい状態になっています
とは言っても
借りたお金は返さないといけない
それが気になって
経営者の方の中には
どのくらいの金額を
どのくらいの期間で
借りたら良いのか
迷われる方があると思います
僕の考え方をお伝えすると
今回のような緊急時で
低い金利または無利子で
借りられるのであれば
できるだけ多くの金額を
できるだけ長い期間で
借りた方が良いと考えています
もちろん借入金額が多く
返済期間が長いと
支払い利息は多くなります
しかし
緊急時の会社の資金繰りで
最優先すべきは
お金が尽きないようにすること
お金が尽きなければ
会社は倒れません
逆に
黒字倒産という
言葉があるように
黒字でもお金が尽きてしまうと
会社は倒れます
今のように
会社を取り巻く環境が
急激に変化し
会社の売上が急激に落ち
資金繰りに困る時には
最優先に考えることは
お金が尽きない状況を
つくることです
それ以外に優先することはありません
そのためには
緊急時の国の支援策を活用して
借りてでもできるだけ
手元のお金をつくること
そして手元のお金を減らさないためには
1年間あたりの返済が少なくなるように
返済期間を長くすることです
国の支援策を活用して
手元のお金に余裕をつくり
返済期間を長くして
手元のお金の減り方を少なくすれば
時間を稼ぐことができます
その時間で会社を立て直せます
その時間でコロナが
収束するかもしれません
そして思ったより早く
会社の業績が良くなったり
思ったより早くコロナが収束して
資金繰りに余裕が戻ったら
繰上げて返済すれば
その後の利息負担はなくなります
会社が倒れれば
そこで働いてくれている社員さんの
生活に影響があります
取引先にも影響があります
お客様にも影響があります
今は緊急事態
お金が尽きないように
することを優先する
そして国の支援策で
借りたお金で時間を稼ぎ
その時間で会社を立て直しましょう
少しでも今後の資金繰りに
不安のある経営者の方は
できるだけ早目に
日本政策金融公庫に
相談に行きましょう
社員さんのためにも
取引先のためにも
お客様のためにめ
家族のためにめ
自分自身のためにめ
窮地を一緒に
乗り越えましょう
本日は以上です
ではまた明日
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