ラテン(3) 〜 「ソン・クラーベ」と「ルンバ・クラーベ」
ラテン(1) ~ ジャズミュージシャンが最低限把握すべきこと
ラテン(1)補足 ~ 「アフロ」
ラテン(2) ~ 「3-2」と「2-3」 キューバ音楽のリズムの鍵「クラーベ」
なんか、Wikipediaを見た方が早い、とも言える内容ばかりですが、
まぁ、ちょっとわかりやすくしてるつもりです(^▽^;)
これ以上のことを突っ込まれると何も説明出来ませんので悪しからず。
自分で調べましょう(^o^;)
前回はクラーベに「3-2」と「2-3」があるというお話でした。
今回はもうひとつの分類法を↓
前回の説明の際に、
「3-2 Son Clave」「2-3 Son Clave」と記載しました。
「3-2」と「2-3」ということに焦点を当てて、
「Son Clave」という名称について特に触れませんでした。
クラーベには、
「Son Clave(ソン・クラーベ)」と「Rumba Clave(ルンバ・クラーベ)」
があります。
譜例を見てみましょう↓
<3-2 Son Clave>

<3-2 Rumba Clave>

「Rumba Clave」は「3」の部分の3つ目の音が八分音符ひとつ分、後ろにずれています。
「2-3」も同様です↓
<2-3 Son Clave>

<2-3 Rumba Clave>

「Rumba Clave」の知識が直接的にジャズアンサンブルに役立つ機会は少ないかもしれません。
もしドラマーが「Rumba Clave」のパターンを弾いた場合、
知識があれば、八分音符ずれている箇所に惑わされないでしょう。
さらに深く掘り下げたい方は、
「Clave」で検索すれば、星の数ほどサイトや動画がありますので、ぜひそちらを参照に。
ここでは前回も紹介した、Ignacio Berroa の教則ビデオ「Mastering the Art Of Afro Cuban Drumming」
より。
4:19よりClaveの説明が始まっています。
http://www.youtube.com/watch?v=ZdYO64axCCM
続きはこちら。
↓
ラテン(4) ~ クラーベはひっくり返らない
ラテン(5) ~ 「カスカラ」を覚えましょう
ラテン(6) ~ カスカラ 「2-3」?それとも「3-2」?
ラテン(7) ~ ドラムパターンはパーカッションのフレーズから
ラテン(8) ~ マンボ・ベル・パターン(Mambo Bell Pattern)
ラテン(9) Afro Cuban 6/8 Feel
ラテン(10) ソンゴ(Songo)
ラテン(11) まずはパターンを知ること
ラテン(12)そしてパターンの向こう側にあるものを知ること
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