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京都の小さな設計事務所、池田デザイン室の池田 真理です。

新築からリノベーション、インテリアまで こだわりの住まいを実現したい方のお手伝いをしております。

 

 

今回も

『悠々自然のいえ』の連載の続きです。

 

前回は1階奥の主寝室についてご紹介しました。
今回は、その主寝室の横にある準備室についてご紹介します。
 
 
◆元のお住まいの悩みを解消すること

 

設計の前段階で元のお住まいを拝見している時に目に留まったのが、ご住職のために準備された法衣。

一つのセットでも結構たくさんになるのですね。

お寺の庫裏のあるあるなのかは分かりませんが、近いうちに着るからと準備していると結構場所もとる。

 

お施主様と対話していく中で、

法衣をしまえて、着た後にしばらく干すことができて、着替えもできる部屋があればいいな

ということになりました。

 

 

 

◆準備室をつくる

 

というわけでつくったのがこのお部屋です。

4帖くらいの広さで、畳になっています。

窓の前には、いろいろは法衣をしまう収納部があり、その上は、カウンターになっています。

カウンターは、準備したものを載せておくこともできますし、アイロンなどもかけられます。

 

左側には、法衣を吊り下げたままで収納できるクローゼットを。

法衣の長さを測らせてもらって、パイプの位置、奥行きを設定しました。

 

壁には、いろいろ掛けられるように、フックをたくさんつけてもらいました。

お店で言うところのスタッフルームというか更衣室って感じですね。

 

前の住まいでは、このようなお部屋がなかったので、ずいぶんと毎日のストレスが解消されたかなと思います。

 

私はヒアリングや打合せにご自宅まで出向くスタイルにしています。

というのも、実際に住まいを見せていただくと

こうして「気づき」があり、そのことを解決することができるんですよね。

 

 

 

 

◆準備室の出入り口は寝室にも

 

この準備室実は廊下から出入りするだけではなく、昨日ご紹介した寝室からも出入りできるようになっています。

着替え中に寝室にモノを取りに行くこともあるでしょうから部屋を隣り合わせにしてつながるようにしました。

 

 

◆廊下をでたら、和室にアクセス

 

廊下側の出入り口はこの準備室をでてまっすぐ行くと、和室につながっています。

 

 

和室のこの引き戸のところに出てきますよ。

と、いろいろな動線も考えたりしております。

 

 

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今回もお読みいただきありがとうございました。

 

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