小さな餌カゴでは上手く食べられなくて、悲しい
顔をしていたヒヨドリ君のために、院長先生が
新しい餌台を作ったよ。

四角い穴の中にミカンやリンゴなんかの果物を
入れて、3本の針金で串刺しにするらしい。
こうすると果物がくるくる回らなくて食べやすい
もんね。考えたね。横板の淵には丸い木材の
止まり木も付けて、止まりやすくしているね。
雨に濡れてすぐに腐らないようにペイントもした
みたい。

早速、庭の木にぶら下げてみました。
ヒヨドリ君、来てくれるかな?

30分もしないうちにヒヨドリ君がやってきました。
でも最初は近くの枝に止まって、警戒していて
中々食べなかったけど、ミカンの美味しそうな臭い
に負けて、食べ始めたよ。
止まり木もちゃんと使っている。

メジロの夫婦もやってきました。
餌カゴよりずっと食べやすいよね。
奥さんが食べている時は、ダンナさんが周囲を警戒
していたよ。

その後、千客万来で次から次とヒヨドリ君たちがやって
来て、一日でミカンの房は空っぽになっちゃった。

新しいミカンを入れてあげると、ヒヨドリ君がすぐに
また飛んで来て、美味しそうに食べています。
ヒヨドリ君、良かったね。
院長先生も2階の窓から双眼鏡でバードウォッチング
を楽しんでいます。
ではまたね。