本日2回目の更新です。

 

昨日・今日(2025年2月16日17日)は、大阪市にあるホテル阪急インターナショナルで宝塚歌劇団宙組トップスター 芹香斗亜さんのディナーショー『The Royal Banquet』の公演日でした。

 

2025年4月27日の東京宝塚劇場公演千秋楽をもって退団するキキちゃんこと芹香斗亜さんの、タカラジェンヌとして最後のディナーショーです。

 

メンバーが発表された時には驚きました。

脇を固めるのが水美舞斗さんと輝月ゆうまさん?!

なんなの、そのゴージャスにして盤石な顔ぶれは。

93期のキキちゃんを、95期の男役二人で盛り上げるなんて、本当に贅沢なキャスティングだと思いました。

 

見る前から満足度120パーセントなのが予測され、ぜひ拝見したいと思いましたが、チケットをゲットできませんでした。

大阪だけではなく、今月末開催されるパレスホテル東京にもチャレンジしましたが、どちらも抽選ハズレ。残念!

 

意気消沈していましたが、楽天TVで配信があると知り、喜んで申し込みました。ああ、令和の時代に生きていて良かった。もちろん現地の感激には及ばないと思いますが、拝見できて本当に嬉しかったです。

 

まず驚いたのは、開演早々、客席から歓声が上がっていたこと。

初っ端から盛り上がり、声が上がるタカラジェンヌのディナーショーを見るのは初めて。キャーとかヒューヒューとか、随所で声が上がっていて、みなさん楽しそう。その掛け声でよりステージも盛り上がる良い循環が起こっていましたよ。

 

歌は宙組だけではなく、花組時代、星組時代の舞台主題歌、スタンダードナンバーに加えて、昭和歌謡のコーナーがあったのが嬉しい驚きでした。

キキちゃんの声で『ワインレッドの心』『ルビーの指輪』を聞こうとは。

キキちゃんは昭和歌謡がお好きなんですって。

今の歌は音符に対して言葉がたくさん載せられているけれど、昭和の歌は歌詞がそんなに詰め込まれていない、その少ない言葉で表現するところが好きなんだとか。

 

キキちゃんのお着替えの間、水美舞斗さん、輝月ゆうまさんお一人のパフォーマンスも素敵!

普段ディナーショーのサポートメンバーは下級生である場合が多いけれど、マイティー(水美舞斗)・ぽんさん(輝月ゆうま)お二人とも学年が上なので、風格があるんですよ。

 

しかもマイティーとぽんさんのデュエットで『エリザベート』の「私が踊る時」というのは、全くの予想外でした。

 

お二人とも音楽学校時代からやってみたかったのが娘役さんのパートを歌うこと。だけど、お二人とも骨太感がある男役さんなので「もし娘役をするならお互いしか相手役を務められる人はいないね」と笑っていたらしいです。それが実現すると。

え、どっちがエリザベートを演じるの?と思ったら、ぽんさんでした。

しかも男役の衣装のままで。

ちゃんとソプラノで歌っていらしたけれど、客席ではじわっと笑いが起こっていました。

 

キキちゃんとぽんさんが神戸っ子。

二人とも「ファミリアで育った」とおっしゃったのには笑いました。

そうそう、ファミリアのお稽古バッグが必須アイテムですもんね。

そしてマイティーは大阪人。

3人揃って関西人ですから、フリートークでは何か面白いことを言おうとする姿勢が共通していて、それも楽しい。

 

アップテンポなアレンジの『My Way』での3人のハーモニーの美しいこと。

そのまま客席降りで、キキちゃんにハイタッチしてもらったお客様の幸せそうな笑顔を拝見して、私もなんだか幸せな気持ちになりました。

 

ゴージャス、実力安定、お値段以上のディナーショーだったのではないでしょうか。

 

 

今回、セットリストやお衣装など、詳しいレポートは現地でご覧になった方がたにお任せいたします。

 

 

 

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