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私がパーソナリティを担当している

大阪府箕面市のコミュニティFM みのおエフエムの「デイライトタッキー」。

その中の”図書館だより”は

箕面市立図書館の司書さんが選んだ本をご紹介するコーナー。

私は司書さんのコメントの代読をし、そのあと自分の感想も付け加えます。

 

 

今日ご紹介したのは

文:おかべ たかし、写真:山出高士の『くらべる値段』。

 

 

 

ものすごく安く感じる一万円もあれば、

100円なのに高いと感じるものもある。

値段って不思議だなと思います。

 

この本は、同一ジャンルの商品の安いと高いを比較し、

五十音順に並べた面白い書籍です。

 

例えば、表紙。

ジャンルは盆栽で、向かって左は5,000円、

右は500,000円の値札が付いています。

他には100円のバナナと、298円のバナナ、

13,000円の財布と28,000の財布、

100グラムあたり500円のコーヒー豆と2,000円のコーヒー豆、

7,800円の金魚と12,800円の金魚など。

身近なものから、あまりピンとこないものまで

いろいろなものが比べられていて面白い。

 

私はこの本で紹介されているもので、

安いものと高いものの差が明らかにわかるなと思ったのは、

靴や財布といった革製品でした。

手触りや柔らかさなど、高価な革製品にはうっとりする魅力があります。

 

反対に、写真では全然見分けがつかない、と思ったのは

金魚、ダーツ、フライパン。

金魚はそもそも何がポイントで値段が跳ね上がるのか

わかっていません。

ダーツも。

フライパンは、手にとって何か料理をさせてもらえたら

値段なりの理由がわかるかもしれない。

でも写真ではよくわかりませんでした。

 

高価になる理由は素材そのものの値段と、人件費。

良いものを使って、手間をかければ値段が高くなるのは当たり前の話。

最初の話に戻りますが、金額だけ見れば「高い!!」と思うものでも、

耐用年数や、使い心地などによって、

「安い買い物だ」と思えます。

反対に「安物買いの銭失い」を実感するような安い商品も。

 

また、自分自身に鑑賞眼や見分ける能力がなくて、

高いものを買っても無駄に感じることもあります。

卑近な例ですが、100グラム350円のお肉と1,500円のお肉なら

差を感じることができると思うんですね。

でも、100グラム1,500円のお肉と3,000円のお肉の差を

わかるかどうか、自分の舌に自信がないですワ。

猫に小判、豚に真珠ってやつです。

 

結局最後は自分の物差しなのでしょうねぇ。

私自身は、ものには適正価格があり、

なんでも安ければ良いものではないと考えています。

でも財布の事情もあるから、

自分にとってかけがえのないもの、

こだわりがあるものについては、

少々贅沢でも高価なものを、

別にどっちでも良いなぁと思うものは

廉価なものを買うようにしています。

 

この本に挙げられている商品のほとんどは

「予算さえあれば高い方を買いたいなぁ」

と思うものでしたが、唯一例外がありました。

それは万年筆。

ペン先がステンレス製で1,000円の万年筆と、

ペン先が金製で10,000円の万年筆が比較されていました。

1,000円の万年筆は、PILOTの「カクノ」です。

私はこれ、2本も持っています。

どれだけ書きやすいか!

1万円の万年筆ももちろん魅力的だけれど、

1,000円でこの書き味は世界に誇れると思いますよ。

 

私は万年筆の価格比較について熱くなってしまいましたが、

読む人によっては別の商品について、

あれこれ語りたくなるのでは?

 

なかなか面白いので、お勧めの一冊です。

 

 

ちなみに おかべたかしさんと山出高士さんコンビの作品

「くらべる東西」については、こちらをお読みください。

茶々吉24時「面白比較本『くらべる東西』」

 

 

 

 

 

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