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”霊長類最強”なのは

女子レスリングの吉田沙保里選手。

 

ホラー小説界最恐の女、といえば

私の中では断然「リカ」。

 

五十嵐貴久さんの小説『リカ』『リターン』に登場した

ストーカーであり、殺人者である女です。

この2冊は、理性的に読めば

「いやいや、日本の警察はそれくらい捜し当てるでしょ」

「リカはどうやって○○をつきとめたの?」

と疑問をもつ部分もあるのだけど、

何せリカの尋常ではない怖さに、

こちらの脳が理屈を考えられなくなるのです。

 

ああ、こわ。

よくこんな人物を生み出すもんだわ。

そうあきれつつ手に取った「リカ」シリーズの最新刊

『リバース』。

 

この先、ちょっと内容に踏み込みますので、

未読の方はご了承の上読んでくださいね。

 

 

読み始めると、あれ?

田舎から出てきた若い住み込みのお手伝いさん 幸子が、

お世話になった神父さんに宛てた手紙の数々ではないですか。

犯罪とは一生無縁そうな、

純真純朴な幸子が住み込んだお宅は「雨宮」さん。

 

雨宮!!

それは「リカ」の名字ではないの。

はい。

『リバース』はリカがいかに誕生したかの物語なのでした。

 

 

雨宮家は4人家族。

医師の旦那様、上品な奥様、そして双子の娘。

双子の名は梨花と結花。

 

梨花は何でも自分が一番でなくては気が済まない。

実際に容姿端麗で学業も優秀。

しかも家が裕福なのだから、クラスでは特別な存在だ。

本来なら双子の妹である結花は、

梨花と同格であるはずなのに、

梨花は結花をも しもべのように扱っている。

 

一見、絵に描いたような幸せな家族。

しかしやがて、住み込みの幸子は目撃してしまう。

あるきっかけで奥様が逆上すると、

双子の姉妹にきつい体罰を与えているところを。

しかもその体罰は、どんどんエスカレートしていくのだ。

体罰が終わると母親は涙を流しながら、

傷ついた娘の手当をする。

これはしつけである、

娘たちの将来を思ってやっているのだ、

自分もつらいのだという奥様の言葉を

信じようとする幸子。

 

しばらくすると雨宮家の周囲で、

惨殺された猫や小動物の死体が発見されるようになる。

また、雨宮家に関係する人々が謎の失踪を遂げたりもする。

 

ついに幸子はある疑いを持ち、

神父様への手紙に書くのだが…。

***

 

『リカ』と『リターン』が

ひたすら恐かったのに対し、

『リバース』はいろいろと考えさせられました。

虐待の連鎖や、

抑圧が子どもの心に狂気を芽生えさせることなど。

 

そして著者は誰が「リカ」になるのか、

明確な回答を書いていません。

たぶん、これが「リカ」なんだろうな、と

思わせる程度であえて終わらせているのがニクい!!

 

それにしても、リカは10代にしてやっぱり恐い。

人を傷つける際、ねらう場所が尋常ではないの。

 

「リカ」「リターン」は目を傷つけていましたが、

今回、アキレス腱をさくっと…。

ギャー!!

痛いし怖い〜。

ここをやられてしまえば逃げるに逃げられない。

相手が何をしてくるのか、恐怖におののきながら

逃げることもできないなんて…。

怖いわ〜。

 

 

結局今回も怖がらせてもらいました。

五十嵐貴久さんのホラーは絶品だけど、

『安政五年の大脱走』のようなファンタジックな小説も良いんです。

 

もっと別の小説も読んでみよう。

 

 

 

 

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本日2回目の更新です。

 

今日は私の誕生日でして、

誕生日のお祝いとして、

夫婦でミュージカル観劇後、

串カツで乾杯というコースでした。

 

『スカーレット・ピンパーネル』は

宝塚歌劇で何度も見ている大好きな作品です。

このたびは石丸幹二と安蘭けい主演。

 

トウコちゃん(安蘭けい)は宝塚歌劇で

初めて『スカーレット・ピンパーネル』が上演されたときの

主役パーシーを演じているので、

今回、その奥さん役マルグリットをどう演じるのか、

楽しみでした。

 

結論を先に言うと、宝塚バージョンとはまるで別物だったんです。

 

一緒に歌いたかった(心の中で)歌の数々は

すべて歌詞が新たに書き下ろされていました。

 

もちろん舞台装置も違っていました。

鉄骨のような枠組みを、

あるときはギロチン台あるときは監獄、

また隠れ家に見立てるときもあり。

書斎の段だったものが、

庭の池にかけられた橋になったり…と、

シンプルな機構を使いまわしていました。

 

人物像も、印象が違っていて、

あれ、こういう解釈なの?と思うこと多々。

 

一番印象が違ったのがショーヴラン。

貧しい暮らしから這い上がり、

フランス革命を推進し、

やっと力を持つことができたショーヴラン。

革命がエスカレートして、

貴族だったら問答無用でギロチン行き、

貴族でなくても革命に賛同しなければ死刑…

のように、革命当初の目的や気高さが失われていくのを憂いながらも、

この革命から下りるわけにはいかない、

あの生活に戻ってたまるか、

俺の革命はまだ終わってはいない…という、

なんとも言えない切なさが宝塚版にはあったように思うんだけどなぁ。

私はそんなショーヴランが大好きだったのだけど、

今日見たショーヴランは力強かったわ。

 

パーシーとマルグリットも宝塚版よりアダルトな感じ。

アルマンが捕らえられたあとの展開も

宝塚版とは違いました。

 

それはそれで見ごたえがありましたが、

私はやっぱり宝塚版が好きよ。

二人が結婚するときに歌う

「二人で年を取ろう」とか

「あなたこそ、我が家だ」という歌詞、

あれを夫に聞かせたかったのに、

(耳の穴かっぽじってよく聞きなはれ!と思っていたのよ)

全然違う歌詞だったのはショックだったワ。

 

とはいえ、パーシー・ブレイクニーの石丸幹二、

ショーヴランの石井一孝、

ロベスピエールの平方元基、

歌が上手くて、聞いていて気持ち良かった。

トウコちゃんは、男役時代の声の印象が残っていて、

ああ、女性としてはこういう声なんだ…と

慣れるのに時間がかかっちゃいました。

 

ストーリーとは直に関係ないのだけど、

詩人アンドレ・シェニエや、

蝋人形で有名なマダム・タッソーが

意外なところで出てきて、

観劇中なのに思わず

「ほぉ〜」と声が出ちゃった。

スミマセン。

 

 

夫はストーリーを知らずに観劇。

目がとても良いので、

2階席からでも、

ロベスピエールとプリンス・オブ・ウェールズが

同一人物だとわかっていたそうで

(平方さんの二役デス)

「え?これどういうこと?

 プリンス・オブ・ウェールズが黒幕なの?」

と混乱していたそうです。

あとで聞いて爆笑しちゃいました。

それは意味がわからかなったことでしょう。

 

 

来年3月の星組『スカーレット・ピンパーネル』が

楽しみになりました。

 

今日は初日ということもあり、

ロビーには素晴らしい花があふれていまして、

中でも目を引いた赤い立派なお花は、

元阪急ブレーブスの福本豊さんからトウコちゃんへのもの。

すてき〜。

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福本さんの肩書きが「プロ野球解説者」となっているけど、

「世界の盗塁王」で良いんじゃないですか?(笑)

 

 

 

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毎週日曜日にお届けする書評コラム「千波留の本棚」。

 

第131回は『エイジレス美女の知恵袋』。

 

 

もともとは美容師さんたちのテキストとして

作成された本なのだそう。

どうりで、中身が充実しているわけです。

 

詳しくは本編で。

『千波留の本棚」 第131回  『エイジレス美女の知恵袋』

 

 

 

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最近、テレビを見ていると

本編よりもCMの方が魅力的だったりして、

思わず身を乗り出してしまうことがあります。

 

最近、思わず耳をそば立ててしまったのが

Apple WatchのCM。

 

むっ?!この曲は?!

 

シナーマン?!

シナーマンだよね?!

 

私が中学1年生のときに

初めて見た宝塚歌劇、

(厳密には3歳くらいのとき一度見ているらしい)

花組公演『うつしよ紅葉』『ノバ・ボサ・ノバ』。

 

その『ノバ・ボサ・ノバ』の幕切れ、

オトミさん(元花組トップスター 安奈淳)が

声量たっぷりに歌っていたシナーマンだよ!

 

まだ子どもだった私はてっきり

作演出の鴨川清作先生のオリジナル曲と思っていました。

しばらくしてから元歌があると知りましたが、

普段なかなか聞くことがないので、嬉しくて嬉しくて。

 

お礼にApple Watch買っちゃおうかと思うくらい。

(ふふふ、本当はもともと欲しくてたまらないけど、

 夫の反対を受けて我慢しているのであった)

 

では、ニーナ・シモンの『Sinnerman』を。

 

すごい迫力。

 

でもね、ごめんなさい。

私の中では「シナーマン」は永遠にオトミさんのものなのです。

 

 

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本日2回目の更新です。

 

11月12日(土)に京都劇場で初日を迎える

劇団四季 ディズニーミュージカル『美女と野獣』。

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ディズニーアニメーションを忠実に再現するこのミュージカルは、

劇団四季の公演の中でも、

もっとも大掛かりかつ複雑な舞台装置が必要とあって、

京都劇場では初日を前に、入念な舞台仕込みが行われています。

 

今日はその舞台仕込み取材会に参加させていただきました。

(写真撮影およびブログ掲載の許可は頂いております。)

 

まずは舞台監督 古城博之さんから舞台装置や、

仕込みの進行状況の説明があり、

その後、質疑応答がありました。

 

日本初演から20年。

大道具類は、初演時のものを

メンテナンスしながら使っているんですって。

しかし、それらを自在に動かすコンピューターシステムや

チェーンやワイヤー類などは飛躍的に進歩し、

巨大な舞台装置を、

より静かにより滑らかに動かせるようになっています。

 

京都劇場は他の劇場に比べ面積が狭いので、

それに合わせて若干仕様変更はなされていますが、

逆に、客席から隅々まで見やすいという

メリットにも繋がります。

 

11tトラック54台分にもなる舞台装置。

多くの道具立てや照明などは、

一歩間違うと危険を伴うため、

約1ヶ月かけて仕込み、

コンピュータ制御のタイミングや照明、

音響など綿密に調整していきます。

ともかく安全第一なのです。

 

質疑応答で私は、

「『美女と野獣』では特に野獣の城の場面で

 キャストが他のミュージカルにはない衣装を身につけています。

 突起があったり、布ではない素材であったり、

 非常に動きにくいように思いますが、

 安全面で工夫されていることはありますか?」

という質問をしました。

 

それに対する回答は

「階段などふちには蓄光テープ(光るテープ)を貼り、

 暗闇でも動けるようにしています。

 また、暗転や舞台転換時には、

 キャストを誘導補佐するスタッフが

 マンツーマンで付いています」

でした。

 

さて、いよいよ舞台に上げていただき、

近くで装置を拝見できることに。

興味津々。

いざ「野獣の館」へ。

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私たちが踏んでいるのは

本舞台から15cmの厚みで敷き詰められた特製の床。

その中に、装置を動かすためのモーターやチェーン、

スピーカーや照明、特殊効果機材などが埋め込まれているんですって。

 

城のいたるところに、

野獣の顔や手などをモチーフにした装飾が。

壁や柱にはスワロフスキーが散りばめられていて、

魔法にかけられたお城を表現しています。

 

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この野獣の館だけで、トラック4〜5台分あるんですって。

すごい!

 

思いがけず「バルコニーに登ってもいいですよ」との

お声がけがありました。

バルコニーからの景色を撮影する私を

仕事仲間が撮ってくれていました。

結構高いので、ちょっと怖かったです。

 

階段やバルコニーは客席から見た印象より狭いです。

みんな順番に、入れ違いながら登りおりしました。

キャストさんは よくあの衣装で

スムーズに上り下りしておられるものだと感心しましたよ。

 

これが暗闇で光る蓄光テープね。

↓(写真の中の白い矢印は、私がつけたしたものです)

image

 

まだ、キャストさんが居なくても、

十分に魔法にかかった気分。

 

11月12日(土)、ここに、ベルが、野獣が、

ルミエールが、マダムポットたちが登場すれば、

完全に夢の世界となるでしょう。

期待しませう!

 

6年半ぶりの京都公演の開幕はもうすぐ!!

 

 

 

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