韓半島、終戦へ。2018年 南北首脳会談 | アイケーブリッジ 幡野泉の韓国語・中国語ブログ

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虎ノ門のアイケーブリッジ外語学院、幡野です。趣味が高じて韓国語の学校を設立。そして「中国語を勉強したい」と思い、中国語講座も開始しました。 家に帰れば二児の母。夫と夫の両親との6人家族。仕事のこと、プライベートのことを自由に書いていきます。


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終戦。

4月27日の南北首脳会談で、この文字を見ることになるとは思いませんでした。


2000年の金大中大統領と金正日総書記の初の南北首脳会談は感動したものですが、なんとなく、このときの感動は超えられないのでは、と思い込んでいました。でも、こんな日がやってくるとは!

わたしは、この日のために(終戦、という日が訪れる日のために)仕事をしてきた、といっても過言ではありません。

大袈裟ですよね。それを公言できなかったのは、当事者でないから(韓半島の人間でないから)、そして、かの国々が分断されるきっかけになった日本の人間だから、この二つの理由です。

当事者でないのに、どうして韓半島の融和を心から願っていたのかは、韓国留学時代の出来事が理由です。

一つ目、

同じ下宿のお兄さんと、腹を割って話したときのこと、

「この国は(ウリナラ―我が国、韓国のこと)、日本の植民地支配がなかったら分断されていなかったと思う。だけれども、なぜ支配されて、その上、分断までされなければいけなかったか、そんな我が国の弱さが情けない。」

と言われたとき。この前半部分だけなら頻繁に言われることだったのですが、この後半部分に胸をつまされたのです。

それから、

韓国留学時代、いろいろと親身になってくれた友人のご家庭で寝泊まりしたときのこと、おじいさんが夜中に物凄い叫び声を挙げていたのです。

次の日の朝、友人のお父さんが、「ハラボジ(おじいさん。自分のお父さんのこと)は、朝鮮戦争の良くない記憶で、あのように眠っているときもよくうなされるんですよ。戦争で殺された人を見たり、もしかしたらハラボジも……。」

この先は言葉を濁していましたが、その後、友人から、おじいさんが朝鮮戦争のときに新婚で子供が生まれたばかりなのに、戦争がはじまり、北から南下し、そのまま北に帰られなくなり、もちろん家族には会えないまま、致し方なく南で家族を作り、そして自分がいる、という話を聞きました。

日本で生まれ育ち、縁あって韓国語を学んでいる私が、隣の国でこうしたことが起きている(しかも、その出来事には日本が大きく絡んでいる)ことを知ったとき、とても衝撃を受けました。

留学後、韓国関係の仕事を始め、韓国、韓国語をもっと知ってもらいたいという思いで起業をしたわけですが、最終的には韓半島の融和、和解に繋がるものでありたいと願っていました。

周囲の韓国人は、これまで数々の軍事的衝突や、政治面での期待と失望を繰り返してきたために、韓半島の統一や融和に対してはとてもクールでした。

そんな風潮の中、外国人である私、そもそもの一端を担ったであろう日本の私が平和や統一を唱えても、「あんたに何が分かる」と思われるだろうし、自分でも思うので、何も言えずにいて……、だけれども、目の黒いうちに南北の国境がなくなるのを見たい、と心から願っていました。



会談での、文大統領と金総書記の笑顔、そして心からと捉えられる言葉には、感動しました。

結婚を決めた相思相愛の二人(韓国と北朝鮮)がいたとして、周りの友人知人、親戚など(アメリカ、ロシア、中国、日本など)が、ああだこうだとこじれさせるようなことを言ったとしても、それらの国々を上手くコントロールし、終戦まで突き進んで欲しい。

この目の黒いうちに、その日(統一)を迎えたいとは思っていましたが、いまは統一よりまず終戦。そして、イミグレーション的なものはあるとしても、分断の象徴である国境はなくなり、経済交流が活発化するといいな、と。日本でも、対北ビジネスが早々に始まるのではないでしょうか。もちろん私も関心があります。

今度こそ、韓半島の融和を願う私たちを裏切らないでほしいと、切に願っています。

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