子供たちの日本語、外国語 | Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

あこがれの花の都パリ、フランスの優雅な生活~~と現実は大違い。
8年のパリ生活で、穏やかだった私は怒りマンボーへ変身し、お馬鹿で自己チューなフランス人に怒り狂う毎日。
きらびやかなフランスのダークな面々をまきちらす、怒れるフランス愚痴日記です。

アイコンママブロネタ「育児」からの投稿


うちの娘は6歳の時にフランスに来たので、フランス生まれの日仏カップルのお子さんと比べると、日本語を話すほうはできるほうだと思う。
だから日本に帰っても、おじいちゃんおばあちゃんやいとこたちと普通にお話ができる。
でもボキャブラリーは少ないので、言いたいことがフランス語でしか出てこないことは多々あり、人が日本語で話していることの全部はわからないらしい。

こちらで日本語補習校に2年通ったけれど、私が日本語の宿題を全然みてやれず・・・漢字覚えるのが大嫌いになってしまい、今年7月でやめてしまった。
日本語教えてくれる先生をみつけて、家に来てもらったほうが本人もやる気がでるかなと思ったりしたんだけれど、実際は旦那が四六時中家にいるので、日本人の先生に家に来てもらうのは難しかったりして、そのままになっている。

それも、これも、私の中で「日本語そんなにがんばらなくてもいい」と思ってしまっているのが大きい。
いつか日本に帰るのだったら絶対日本語がんばらないといけないけれど、

 ・ずっとフランスやヨーロッパの国に住んでいるのだったら、日本語ができてもそんなに役に立たないのでは?(就職活動してみて、日本語ができることを生かすポストがあまりなかった。)

 ・ずっとこちらにいるなら、断然英語が大事(英語できないフランス人多いし)。夏休みに日本で学校に数週間通わせるよりは、イギリスのサマースクールに入れたほうが将来役に立つのでは?

 ・日本語(特に漢字)を習得するのはものすごい大変だし、それなら同じラテン系のスペイン語やイタリア語の方が簡単だし、学校で外国語として選択するにはいいのでは?

と思っていた。
(お子様の日本語教育をがんばっておられる方を非難したり異論を唱えているつもりではありません!!)

でもこの間旦那が
「バカロレアテストで必要な外国語、日本語が選べると絶対いいよ。ゼロから勉強するスペイン語と違って、既にベースがあるんだから」
と話していた。うーーーん、それも一利あるかな。

あと友人が「娘がスペイン語習っても、私教えられないよ?日本語だったら教えられるけど」と話していて、確かに・・・それも一利あるかな。

日本で在国韓国人だった友人が、「両親は完璧な韓国語と日本語のバイリンガルだったのに、日本は差別意識もあったし、私自身は韓国語を必要と感じず勉強しなかった。そしたら、韓国語ブームがきた!やっぱり韓国語勉強しておけばよかった!人生どこで何が起こるかわからない!」と話していた。
それも一利あるかな。

昨日の忘年会で、日本人ママさんから「え、娘さん、漢字かけないの?どうして?なんでちゃんとやらせなかったの?」と言われた。その方は日本語教師さんで、本業ということもあるけれど、がんばっておられるみたい。
私は心の中で、「時間ねーーんだよ!」と思ってしまったけれど、娘の日本語教育、はっきりいって私があきらめたら、あっという間にアウトになる。
私の選択とがんばりが、娘の将来に大きく関係すると思ったら・・・・重責だなぁ。