超コネ社会フランス | Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

あこがれの花の都パリ、フランスの優雅な生活~~と現実は大違い。
8年のパリ生活で、穏やかだった私は怒りマンボーへ変身し、お馬鹿で自己チューなフランス人に怒り狂う毎日。
きらびやかなフランスのダークな面々をまきちらす、怒れるフランス愚痴日記です。

アイコンママブロネタ「お仕事」からの投稿


フランスに10年住んでいた日本人の友達が、フランスに来て間がない私に
「マンボー、フランスはね、マンボーが思うよりはーーーーーるかにコネ社会だからね!遠慮せずに、どんどん友達つくって、人ののつながり利用したほうがいいよ!」と教えてくれた。
ありがたいお言葉!と本当に思う。

こっちに来てしばらくして、それが身にしみてくる。
仕事を探すのはもちろん、子供をいい学校にいれるのも、保育園に入るのも、みんなコネ!
うちの近所に引越してきたばかりの人が、お子さんを保育園にいれているから、待機児童いっぱいなのになんでかなと思ったら 「保育園の園長さんをしっていたから」と。

パリとパリ周辺では誰もが試みる越境入学。ちょっとでもいい学校にいれようと、みんなあれこれ理由をつけて区役所や教育委員会に申し立てするけど、なっかなか通らない。
娘さんを、13区の自宅から5区の公立中学校に越境入学させるのに成功した人にきくと、「実はね、この学校の学長と知り合いの人がいたのよ。内緒ね!」と。

会社に勤めていても、「マンボーのクライアント先に履歴書送りたい人がいるんだけど、マンボーが人事担当者に手渡ししてみてくれる?」と頼まれたり。
私に依頼してきたのは私の会社の同僚ヴェロニックなんだけど、なんと依頼者は、ヴェロニックの近所の人・・・・というだけらしい・・・ (~_~;)

特にフランスでは、中学3年生の時と大学の時、卒業してから???のいろんな時期に、スタージュといって職業体験をするというイベントがある。その時の仕事先にそのまま採用される可能性もあるし、大企業で働ければ、経歴書にもかける。だから子供のスタージュ先を見つけるために、親はコネを振る活用せねばならない。

そんなコネ社会だからか、娘の学校のお友達のご両親でも、旅行先で知り合ったフランス人家庭でも、とにかく「何の仕事しているの?どこの会社?」とすぐ聞かれる。
逆に、いいところに勤めていると、人に「紹介して」とか言われたら嫌だからか、自分の会社名を隠そうとする人もいる。
日本でもそういうことは多々あるだろうけど、なんというか・・・めっちゃくちゃ露骨!ψ(`∇´)ψ

前にお誕生日会で、よそのお母さんから「どこにつめとめているの?」と聞かれた時はほんとに嫌だった。
当時勤めていたガス会社の名前をいうと、あきらかにむっとして
「あぁあ、日本人向けのカスタマーセンターで働いてるのね」と、言われた。
フランス語もちゃんとしゃべれない日本人が、そんな大企業で働いているのがおかしいと言わんばかり。
「いえ、企業内のシステムのコンサルタントしてるんです」と答えると、オバハン(おっと失礼)は、ますますあからさまにむーーっとして
「どうして?」とあごを持ち上げて、ツンッという感じでいってきた。
私はなぜっていう質問の意味がわからなくって、キョトンしていると
「どうしてこの企業がアナタなんかをやとったのかって聞いてるの!どういう理由なわけ!」と叫んだ(-_-メヾ
「この会社が使用しているドイツのソフトウェアの会社に日本で働いていたから・・・採用されたんだと思いますけど・・・」

というと、「あ、そう」と言って、どこかに行ってしまった。
このーーークソババァァァァ!!(`(エ)´)ノ_彡 おぼえてろよ~!!!

働いていない旦那は、「お仕事は?」聞かれると嫌だろうな・・・と思う。だから旦那はよりいっそう引きこもりになって、誰とも話そうとしない。

私は人付き合いがすごく上手そう!誰とでも仲良くなれそう!といわれるけど、実は全然苦手。
からっきしだめ。
よそのフランス人のお母さんからSMSがきて返事しないといけないだけでも胃が痛い・・・・。(まぁフランス語だからっていうのもあるけど。)

でも引きこもりニートの旦那よりはましだから、私ががんばって娘のためにコネをあちこちで作らねば!!