アメリカとフランスの医療費 | Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

あこがれの花の都パリ、フランスの優雅な生活~~と現実は大違い。
8年のパリ生活で、穏やかだった私は怒りマンボーへ変身し、お馬鹿で自己チューなフランス人に怒り狂う毎日。
きらびやかなフランスのダークな面々をまきちらす、怒れるフランス愚痴日記です。

アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


アメリカの医療費に関するニュースを読んだ。

あるアメリカ人のマダムが、アメリカで心臓発作で倒れて病院に救急車で運ばれたのだけれど、彼女の保険がきかない病院に搬送されてしまったため、保険が効けば1500ドル(17万円)で済んだ医療費が、5万ドル(580万円)へ跳ね上がったのだとか。

病院につくまで意識がなかったマダムは、私の保険が効く病院はそこじゃないのよ!ということもできず。

それを聞いて、ある女性が」赤ちゃんが7週間早く生まれ、集中治療室に10日いただけで60万ドル(約7000万円)以上だったとコメントっしたようで、さらにびっくり!

それを、先日赤ちゃんが早産だった同僚のアレクシィと話した。
赤ちゃんは1200g、6か月で生まれたけれど、今では2500gにまで成長し、もう少しで退院なのだとか!本当に本当に、自分の事ようにうれしい!

そのアレクシィが、このアメリカの医療費の話を聞いて、

「うちの病院、公立病院だし保険とミチュエル(相互保険?)で全部カバーされるからいいけど、赤ちゃんが1日入院するだけで、3500ユーロ(50万円!!)なんだー。
ちゃん2か月入院してるから、既に21万ユーロ(3千万円!)で、あとまだ1か月入院するから、300万ユーロ超えるよね。」

と。ちびる、その値段!!! ほ、ほんとに全額負担されるって、確認した??と私まで心配に。

そういえばうちの娘が入院した時、3日の入院で12000ユーロだから、一泊同じくらいだったんだなぁと、初めて知る。
日本で入院しても(医療費総額を考えた時)、そーーーんな値段にはならないから、なんでかなとほんとにびっくりする。

ちなみにパリではアメリカンホスピタルというと私立病院がべらぼうに高い。
診察料、一般内科医で100ユーロ(14500円)からと書いていて、専門医だと200ユーロとからしい。またフランスのソーシャルセキュリティ(健康保険)はきかないので、特にいいミチュエル(相互保険)に入ってる人とかじゃないと絶対いけなさそうな感じ。
うわさでは、ビンラディンの妹?が以前入院していて、その時は入院フロア1面全部貸切だったらしい・・・。テロリストってお金持ちっすね・・・。

病気はしないにこしたことないけど、いきなり脳梗塞や心臓発作で倒れる可能性もあるし・・・将来どの国に住んでも、医療制度がちゃんとした国じゃないとほんとこわいなぁ。
もう、言葉がわかんないとかいう以前の問題だなと実感。