今週も週明けからエリアに入った。
土日に体調を整え、月曜の朝は調子が良かった。
昼前に会社を出てエリアに向かう途中、信号がない十字路で右折しようとしていたら、左から無理に突っ込んでくるオッさんが居て、トラックに思いっきりクラクションを鳴らされながら、目の前を右折する際に、明らかにこちらに何らかの文句を言いながら走り去った。
「アホなオッさんやなぁw」
と気に留めない様にしていたが、その先の高速では別のオッさんに無駄に煽られ、ウインカーを出さないオッさんにイライラするうちに、明らかに自分の機嫌が悪くなるのが分かった。
腹が立ったままエリアに入り、仕事をこなしたが、やはり機嫌の悪さが少し残っていたので、夜は一人で飲みに出た。
火曜日には上司同行と大きな会があり、水曜日は終日、上司と同行した。
会は成功に終わり、上司同行も予定通りこなせた。
今日は飲みに出たかったが、ホテルで有酸素運動と筋トレをこなした。
機嫌が良くなっているのが分かった。
気遣いの無いオッさん達に機嫌を損ねたが、あまり執われる事無く、仕事をこなしながら自分の機嫌を取れた。
よって、今日は機嫌の良い夜を過ごせている。
気遣いの無い人と接触すれば、機嫌が悪くなる。
これは、当たり前の反応だ。
機嫌が悪くなれば、全てが嫌になったりもする。
機嫌が悪くなれば、何にもやる気が起こらなくなり、世の中は気遣いの無いオッさんばかりじゃないか!と腹立たしくなる。
「この世の全てを楽しみ尽くせ。」
そう決めると、腹立たしいオッさん達に気を取られている時間がもったいなくなる。
好きな人とだけ会えればいいのだが、そういう訳にもいかず、嫌な人とも必ず遭遇する。
事前に分かっていれば対処ができるのだが、突発的に会う人には対処しようが無い。
最初にお会いした、右折待ちに突っ込んで来て、文句を言ってたオッさんには、腹を立てる事は無く、やり過ごせた。
ただ、それが続くと、自分の機嫌が悪くなった。
以前は自分の機嫌がどういう状態にあるのか、分からなかったが、最近はそれが分かるようになり、気にするようになった。
当然だが、機嫌が悪い時には、楽しくはならず、まずは自分の機嫌を取る事をしなければならない。
寝るか、上手いもんを食べるか、好きな人と会うか、飲みに出るかをして、自分の機嫌を取る。
人に気遣う様に、自分の機嫌を取る。
自分の機嫌が悪ければ、人に気遣うどころでは無くなる。
いつも主観で居ると、その都度の感情に支配されてしまい、冷静な判断が出来なくなる。
嫌な人や気遣いの無い人に対しても、ある程度は許容しようと思っていて、最近はそれが出来る様になった。
ただ、今回の様に、それが続くと、やはり機嫌が悪くなる。
主観的に見れば、ただイライラが募り、何も手がつかなくなる。
俯瞰で見ていれば、まずは機嫌を取ってやろうとなる。
それならば、いつも俯瞰で居ればいいとなりそうだが、楽しい事は主観でないと感じられないので、そこはうまく使い分ける必要があるという事なんだろう。
嫌な人にお会いした際には、瞬間的に俯瞰に入ると、嫌な感情を覚える事も無く、執われる事も無くなる。
好きな人ばかりと会いたいなんてのは、所詮はエゴであり、好きな人が居れば、嫌な人も居て然り。
嫌な人の存在は好きにはなれないが、その存在を否定しなくなると、楽に生きられる様になった。
「この世の全てを楽しみ尽くせ。」
そう決めると、嫌な事に執われている時間は楽しむ事が出来なくなるので、なるべく少なくしようと、既に頭は考え始めている。
年末まであと少しになった。
いい形で締めくくろう。