皮肉なことに、このブログを始めた昨年の9月から右膝が痛くなり走る距離を減らしている。膝痛に限らず痛みが出るのは殆どが右足なので走り方に何か問題があるのかもしれないが、今更走り方を変えるなんてことは到底できない。仕方が無いのでその間は勤務先で嫌いな筋トレもすることにした。腕立て伏せやスクワット、それとプランクのセットを3回、それを日に1~2回。

 

6階に階段の踊り場があるが、居室は4階より下にしか無くそこにはエレベータの機械室が有るだけなので、私以外にその踊り場へやってくるのは階段を利用して来る清掃員の方だけだ。だからエレベータの機械音がしても、それは4階以下で昇降しているだけなのでその音がしたとしても筋トレを中断する必要は無い…と思っていたら、腕立て伏せの最中に開かずの扉だと思っていた6階のエレベータの扉が突然開いて、点検業者風の制服を着た若い男性が降りてきた。そのためその人の足下で私が腕立て伏せをしている格好での出会いになってしまった…。若い割には(?)慣れた感じで「こんにちは」と言って扉を開けたままにして何やら点検をし始めた。加齢と共に羞恥心が無くなってきた私でも、その横で腕立て伏せを続ける訳にはいかないので「ご苦労様です」と言って予定の回数に達する前に終わらせて居室の席へ戻った。半年か或いは年に一度の定期点検の日だったのだと思うが、あれにはビックリしたなぁ…。

 

そんな気休め程度の筋トレ、それと週の走行距離を15~20キロ程度に落として約半年が経過した頃、右膝の具合もだいぶ良くなったような気がしてきた1ヶ月ほど前の休日にゆっくりと15キロを走ってみた。走っている間、右膝に痛みを感じることは全く無かったので「全快」したかもしれない、…と思ったのは糠喜びで翌朝、右膝には全く問題は無かったが左膝の様子がおかしくなった。