午前中の予選でこの大会での(肉体的にも精神的にも)全ての力を使い切ったので、夕方の決勝は悲惨だった…。

 

スタート直後から最後まで大会会場近くの工業高校に通う吉田君と二人で抜きつ抜かれつの最下位争い(その彼はJR系の企業へ就職後、東日本縦断駅伝で県の代表選手になる等の活躍をした)。結局我々二人は周回遅れとなり悲しい状態のままゴールとなるのだが、やはりラストは習性なのか二人でスパートし私が少しだけ先にゴールした。ロッカールームへ向かう途中に彼が「秋の新人戦では最初だけでも先頭集団で走れるようになろう」と声を掛けてくれた。

 

こうして高校2年で迎えた初めての県大会は、1,500M:15位(決勝で最下位)/5,000M:24位というある程度予想していたとは言え、厳しい結果に終わった。

 

尚、この年の秋に実施される新人戦は私の地元での開催であり、その競技場は母校の直ぐ隣に位置していることから同級生達も沢山見に来る可能性があるため、彼の言葉は結構重たく感じた。