大谷翔平の165キロを見てなんとなく考え始めた。
僕が野球を見始めた1999年以降、記憶に残っている感動したピッチャー。
斎藤雅樹、桑田真澄、上原浩治、渡辺俊介、ダルビッシュ有、田中将大。
圧倒的な個性と、圧倒的なコントロールを持つピッチャーが好きなわけだけれども、斎藤雅樹と桑田は見始めたくらいで引退やらキャリア後半やらであまり見れず、そうなるとこの中でもやはりストレートのキレといったら上原だし、緩急と出し入れなら俊介だし、気迫ならまーくんだと思う。
そういう意味で、ダルビッシュは格好良いし完璧なんだけど、どこか主役じゃないというか、僕のなかでは圧倒的な存在ではない。
大谷のボールはそのダルビッシュよりも更に圧倒的じゃない気がしていて、そういう意味でダルビッシュや大谷は球のスピードもツールとして、器用さで戦うタイプだと感じている。