「ナチスと隕石仏像」 浜本隆志 | お稲荷さん一個

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と 言ったところで あれやこれや
思うにそんなこんなで、やっぱり きっと何となく。
だけれども、もしかしたら、あれかなって事でも無くて、それなりみたいでした。

かつてチベットへ探検隊を送り込んだナチスが、持ち帰ったという、隕石製の怪しげな仏像。
その仏像の真贋を始め、アーリア民族のルーツを探るチベット探検隊の成果やその後は?
それらを指揮したナチス親衛隊長官ヒムラー。
彼が指揮した、ナチスのアーリア神話のあれやこれやを解説の興味深い内容でした。
結局、戦争の激化により ナチスの研究は、それぞれ未完だった気配。
戦前の僅か数年の出来事だもんなぁ 


取っ掛かりの仏像の正体だけれども、専門家が見れば余り出来の良くないし、さほど時代的にも古くはない代物だとか。
なんだかな~ 

人種差別政策の根拠に神話利用だけれども、そんな事に利用された調査隊メンバー 戦後も研究者として お過ごしになられたそうです。