よく、子供が自殺したあとになって、親がそのことを大きな問題にすることがります。
しかし、それでは遅すぎます。
死んでしまったあとに、どれだけ騒いでも、子供は帰ってきません。
するべきことは、子供が生きているうちに、何らかの手を打つべきなのです。
子供がいじめられていると気がついたなら、まず、先生や、いじめている子の親に対して、親が直接出向くべきです。
「警察に通報したけど取り合ってくれなかった」という親がいますが、当たり前です。
警察は、そのようなことにまで取り合ってはくれません。
他人や社会をあてにせずに、自分自身、この場合親が責任をもって、体を張って子供を守るべきです。
先生や、いじめっ子の親にかけあっても、効果がなかった場合は、
そのときは躊躇なく、子供を転校させるべきです。
方法はいくらでもあります。
(アドバイスが必要な場合は、私の方 arigatouassociations@yahoo.co.jp までご連絡ください)
ここで参考になると考えられるのが、作家、コンサルタントである大前研一氏のとった行動があります。
アメリカ人とのハーフである大前氏の子供は、そのことがもとに壮絶ないじめにあいました。
改善不可能な状況にあると感じた氏は、息子を別の学校に転校させました。
事態が修復不可能にある状態においても、依然そのまま子供を通学させる親がいますが、それこそが親としての責任放棄であり、犯罪です。
(たとえて言うならば、肉食獣が多く住むジャングルに無防備の子供を放り込むことに似ています。)
学校の先生や、周りの環境を責めたくなる気持ちもわかりますが、その前に、親としてできることをするべきです。
学校の先生に過度に期待しても、一部の熱心で優秀な教師を除いて、大半は親身になって対応してくれることはないことを始めから悟っておくべきです。