編者の窓

左翼運動研究が一段落してしまった現在、ごく普通の人々までもが、反国家体制犯として検挙され、治安維持法違反ということで、実刑を受けていた事実を重く受け止めて欲しい。『治安維持法検挙者の記録』の編者、西田義信が文献から抽出した事例を公開する。


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 参院選後に、憲法改正を提案出来る2/3の定員数が大きく報道され、ヒットラーが再登場し、テロリストが世界中を闊歩し、その為に個人の自由が制限される論拠となり、その論拠の元に、自衛と言う再軍備が優先する暗い時代の再来が漂って来た時代になってきました。しかし、このような時代は初めてでは無い筈です。

 

 大戦前にも、国体護持と言う美辞麗句の元に色々な条例や法律が施行されてきましたが、最も重要な法律は「治安維持法」であったと思います。左翼運動研究が一段落して暫く経ってしまった現在、若者は、この「治安維持」という言葉に、何を感じるでしょうか。ごく普通の人々までもが、反国家体制犯として検挙され、治安維持法違反ということで、実刑を受けていたのです。取り調べ中に虐殺された人や自殺した人も、百人を超すといわれています。この事実を重く受け止めて欲しいと思います。

 

 元々、治安維持法の研究ができるようになりましたのは、厳秘で出版された刊行物によります。内務省刑保局より出された特高警察の資料である「特高月報」と司法省刑事局編「思想月報」の2大秘密資料があったからです。秘密とは言え「これ等の極秘資料が」発行されていた事実こそ、日本の官僚組織の誇りであり、現在の官僚組織とは比較できないほど優秀なひとたちによって記録されていたと思われます。コンピュータの発達した現代でも、これだけ緻密にデータを蓄積する作業は困難ですし、蓄積できたとしても一瞬の内に隠蔽されてしまうのかもしれません。

 コンピュータの時代もアナログの時代も、道具に差はあっても、していることに変わりはありません。これ等の古いデータを使って是非とも現代に想定され得る組織から個人への動きを敏感に感じ取って欲しいと思います。特に現在貴方を取り巻く事象に少なくとも疑義の目を向けて欲しいと思います。

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 お待ち申し上げております。

 

文生書院・小沼良成

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