2019年12月7日、「第6回救急×緩和ケアセミナー」を済生会福岡総合病院で開催します。

 

今回も幅広いテーマを、緩和ケア医、救急医、集中治療医、総合内科医を中心に語りつくします。

 

第6回は、「医療の現在地点」を認識することをテーマとしたいと考えます。

 

21世紀も、急性期医療は必要です。

しかし、20世紀後半から築き上げられた「急性期医療」はマインド、システムともに疲弊しつつあります。

でも、そもそも「急性期医療」ってなんでしたっけ?保険上の話?病態の話?患者の年齢?病棟の話?

そもそも「緩和医療」「終末期医療」ってなんでしたっけ?保険上の話?病態の話?患者の年齢?病棟の話?

 

考えれば考えるほどわからなくなる救急と緩和ケアの境目ですが、考える材料として、参加者の皆様にはまず「救急×緩和ケア」の現在、「非癌の緩和ケア」の現在地点をまず共有します。

 

そして恒例の部屋別セッションは3部屋に増加しました。

①  「超急性期」の最先端について、循環器医、救急医を招聘し皆にお伝えします。

②  急性期~亜急性期から回復期、地域連携に必要なスキルを皆様にお伝えします。

③  慢性期~終末期に求められるスキルを皆様にお伝えします。

 

各部屋の定員は25名となっていますのでお早めにお申込ください。

 

最後に、昨年に続き亀田総合病院のSandra Moody先生に、「もう治らない患者」と具体的にどのような対話を我々はしていくべきか、お話しいただきます。

 

答えはない問題について、考える材料を揃えておきました。

 

意外に寒い12月、福岡のど真ん中でお待ちしております!

 

❑開催概要

(対象)

医学生・初期~後期研修医

6年目以上の医師、看護師の方は席に空きがあれば参加可能です

定員:50名程度

(参加費)

 医学生無料 医師2000円

(場所)

済生会福岡総合病院14階会議室

(日時)

日時:2019年12月7日(土)13時半開場 14時開始 18時40分終了予定

申込みはこちら:https://forms.gle/TcLexeGp2wZChxFn9

お問い合わせ:qqxkanwa@gmail.com

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❑日程・開催場所

2019年12月7日(土)於:済生会福岡総合病院

第6回救急×緩和ケアセミナー開催

13:30  開場

14:00~14:05   挨拶 飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 柏木秀行      

14:05~14:15   飯塚病院 総合診療科 清田雅智「21世紀の急性期医療」                

14:15~14:45  飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 石上雄一郎 

「救急外来における緩和ケア 最前線!」

14:50~15:20   飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 松本衣里

「非がんの緩和ケア、最前線~UCSF、Cedars-Sinai、Memorial Hermann体験記~」

 

 

A

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15:30~16:10

飯塚病院 循環器科

川上 将司

心不全治療の最前線
~急性期治療から心移植・補助人工心臓まで~

日本医科大学千葉北総病院

救命救急センター

太田黒 崇伸

重症外傷治療の最前線

~コードブルーとは俺のこと~

 

16:15~16:45

済生会福岡総合病院 

総合診療部 友田義崇

急性期と酸素投与と時々緩和ケア

済生会福岡総合病院 

総合診療部 香川聡志

急性期こそ家族図を書こう

飯塚病院 飯塚・頴田家庭医療プログラム

渡部なつき

予後予測と、その伝え方

16:50~17:20

明石医療センター 総合内科

水木真平 官澤洋平 

肝硬変の終末期

飯塚病院 総合診療科 原田愛子 鵜木友都

DNARを考えまくる

飯塚病院 

連携医療・緩和ケア科

中山隆弘

ジェネラリストのための鎮痛

 

部屋を戻す

17:30~18:30  亀田総合病院 臨床教育専任医師 
         University of California San Francisco 老年医学科准教授

          Sandra Moody先生 「病める人との対話(仮)」 通訳:松本衣里

18:30~18:35  閉会の挨拶 済生会福岡総合病院  総合診療部 友田義崇

終了後 懇親会

野の葡萄 天神イムズ店(福岡県福岡市中央区天神1-7-11 天神イムズビル13F)

 

 

内容紹介 

 

①     飯塚病院 総合診療科 清田雅智

                      「21世紀の急性期医療」

日本を代表する総合内科医の清田先生より、今後急性期医療はどこへ向かうのか、そのようなスキルを求められているのか、10分間に詰め込んだスピーチをお届けします!

 

② 飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 石上雄一郎 

「救急外来における緩和ケア 最前線!」

救急外来における緩和ケアとは何か、何が求められているのか、何がわかっていて何がわかっていないのか。。。

救急専門医かつ緩和ケア医である石上先生より、今研究が盛んな救急×緩和ケアの現在地点についてお伝えします!

④    飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 松本衣里

        「非がんの緩和ケア、最前線~UCSF、Cedars-Sinai、Memorial Hermann体験記~」

COPD、慢性心不全など、非がんの緩和ケアとは何か、何が求められているのか、何がわかっていて何がわかっていないのか。。。

Born To Be緩和ケア医、松本衣里先生が、海外の病院を複数見学して見えてきた、非がんの緩和ケアの現在地点について、緊急レポートします!!!

      

⑤      飯塚病院 循環器科 川上 将司

「心不全治療の最前線 ~急性期治療から心移植・補助人工心臓まで~」

循環器の最新治療と基礎について2冊の著書があり、若手循環器医のエースといえる川上先生より、国立循環器病センターの経験も踏まえ、心不全治療の最先端を40分でみっしり伝えます!!

⑥     日本医科大学千葉北総病院  救命救急センター  太田黒 崇伸

「重症外傷治療の最前線 ~コードブルーとは俺のこと~」

千葉北総病院で研鑽を積みつつ、いつの間にかガッキーと一緒に記者会見するまで上り詰めた太田黒先生より、なかなか触れることの少ない重症外傷治療の最前線についてお話いただきます!!

⑦   済生会福岡総合病院  総合診療部 友田義崇

「急性期と酸素投与と時々緩和ケア」

救急・緩和ケアいずれの場面においても酸素投与は日常的に行われますが、目的・効果を意識することは少ないのではないでしょうか。呼吸器内科専門医の顔も持つ総合診療医が救急、緩和それぞれの場面における酸素の役割について、ネーザルハイフローといったデバイスも含めわかりやすく解説します。

 

⑧   済生会福岡総合病院  総合診療部 香川聡志

「急性期こそ家族図を書こう」  

高齢者救急の現場において、受診の原因に家族背景が深く関わっていたり、治療や退院にあたり家族が重要なKeyとなる場合もあります。急性期を主戦場とする若手総合診療医が、救急現場で家族背景を理解するための必須ツールである「家族図」について解説します。皆で家族図を描いてみましょう!

 

⑨   飯塚病院 飯塚・頴田家庭医療プログラム  渡部なつき

「若手医師のための予後予測と、その伝え方」

終末期になれば、伝えるかどうかは置いておいてある程度予後の見積もりは必要となってくることがあります。しかし経験に基づいた予後予測しか行っていないのが実情ではないでしょうか。本セッションは癌、非癌に分けて予後予測のミソとをお伝えし、さらにどうやって伝えるのか、そもそも伝えるべきかもお話しします。

⑩  明石医療センター 水木真平 官澤洋平 

「肝硬変の終末期」  

難しい予後予測、多彩な合併症、社会的背景、家族の抱えるスピリチュアルペイン、肝硬変の終末期の問題点は複雑です。まさに緩和ケア医、ジェネラリストの腕の見せどころではないでしょうか。そんな肝硬変の終末期と向き合うための知識、心構えを病院総合医がお話ししようと思います。

⑪   飯塚病院 総合診療科 原田愛子 鵜木友都

「DNARを考えまくる」

皆さん、日々なんとなく高齢者が入院したらとりあえずCODEを確認して、という作業になっているのではないでしょうか。DNAR取った?みたいな会話していませんか?

でもそもそもDNARってなんでしょうか?DNARは「取る」ものなんでしょうか?でもDNARって結局急変したらしょっちゅうひっくり返ってますよ?

このセッションはDNARの定義から、DNARを「取り」たがる医療者の心理まで含めて一緒に考えていけたらと思っています。

⑫   飯塚病院  連携医療・緩和ケア科 中山隆弘

「ジェネラリストのための鎮痛」

緩和ケアの普及とともに、今は全ての医師が基本的な鎮痛を学ぶ時代となりました。しかし、中には通り一遍の鎮痛ではうまくいかないケースもあります。

本セッションは、まず基本的な鎮痛の考え方に加え、なかなか取れない痛みとの向き合い方についてお話しします。

⑬   亀田総合病院 臨床教育専任医師 

University of California San Francisco 老年医学科准教授 Sandra Moody先生 

「病める人との対話(仮)」

通訳:飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 松本衣里

昨年の講演が大好評だったSandra Moody先生に、今回は具体的にどのような対話を我々は死に向かいつつある患者達とすればいいのか、をご教授いただきます!必聴!