MPN Case Study Forum

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皆さんこんにちは、スタッフmです!

MPN Case Study Forum in Fukuokaで発表をしましたので報告致します。

 

MPNとはmyeloproliferative neoplasms、つまり骨髄増殖性腫瘍のことです。

骨髄増殖性腫瘍にもいろいろと種類がありますが、その中で、真性多血症という疾患に対するルキソリチニブ(JAK阻害剤)の使用経験について発表しました。

 

ルキソリチニブは元々、骨髄線維症のみに適応のある薬剤でしたが、2015年のNew England Journal of Medicineで真性多血症に対する有効性が示され、真性多血症にも使えるようになりました。

 

ハイドロキシウレア抵抗性または不耐容の真性多血症患者を対象として、ルキソリチニブを使用した群と現行の治療を行った群を比較した国際共同第Ⅲ層試験によりますと、脾臓の縮小やヘマトクリットのコントロールが有意に良好であったとされています。生存率の延長はまだ証明はされていませんが、症状の改善も良好とされており、ルキソリチニブは真性多血症の治療戦略に大きな影響を与えた薬剤ではないでしょうか。

 

症状や生存率を変えるような新薬の話しを聞くたびに、研究の大事さを考えさせられます。臨床の現場では、いろいろな薬剤を使います。使用した薬剤で良好な効果が得られ、喜びの声を聞けると、とても嬉しいです。そんな時、この薬が使えるのは研究者の頑張りがあったおかげだと考えることがあります。日々感謝しながら、治療をさせていただいています。

 

 

・・・いろいろ書きましたが、発表の時の写真です。この時の頭は、緊張で真っ白なキャンバス状態です(笑)。発表はやはり緊張します。無事終了してほっとしました。

 

それではみなさま、ごきげんよう、今日はぜひ、ほっとした時間を過ごしてください。