死期が近づいた時期を「終末期」もしくは「ターミナル」といいます。

 

看取りとは、終末期において治療による延命をせず、苦痛や不快感を緩和して残された生活の充実を優先させるために、家族や介護者が本人のそばにいて最期のときまで看病や世話をすることです。

 

私は父親を約2年半在宅介護して、在宅での看取りをつるつもりでしたが、急変して救急搬送し、そのまま入院した為にそれは叶わぬことになりました。

 

介護施設では利用者がターミナルになっても、看取りに来られる家族はわずかです。

 

介護施設に入れたら最後、面会にも看取りにも来ない家族が沢山おられます。

 

利用者がターミナルになり、同僚の看護師が家族に「もう亡くなられますから」と電話をしたところ、「死んでから電話をして下さい!」と家族に怒られたと嘆いていたことが思い出されます。

 

介護施設に入れる家族の多くがこのレベルなのです。

 

介護施設はぎりぎりの人数で仕事をしてるので、職員がタ-ミナルの利用者のそばにいて看取るということはまずありません。

 

介護施設には沢山の利用者がおられますので、他利用者の介護をしてたらターミナルの利用者が「気がついたら亡くなられていた」というパターンが殆どです。

 

これを介護施設では「看取り」と言っていますが、私に言わせればこんなのは看取りでも何でもないんです。

 

私は介護施設に入所する時に、家族に「最後は自宅で看取るか、施設に来て看取りをする」ということを条件に要介護者を入所させるべきだと提案しました。

 

これは、真剣な議論でしたが、その介護施設を退職した為にそれを実現することができませんでした。

 

それが、今でも心残りです。

 

誰もいろいろな事情があり、要介護者を介護施設に入居させるのは悪いことではないし、仕方のないことなんです。

 

私は在職中に、「利用者の家族に看取りをさせるべき」との意見をケアマネ、施設長等にぶつけてよく衝突しました。

 

結局、いくら言っても駄目でしたから、自分がケアマネをして変えるしかないのと結論に達しました。

 

「看取りをするのは、利用者の為でもあり、家族の為でもある」と私は考えていました、今もその気持に変わりはありません。

 

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