終末医療と大相撲(後)

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医師からの電話は、「延命治療をするのかしないのかの結論を出して頂きたい」とのことでした。

 

入院してから、意識も昏睡状態に近いものになり、何も食べずに点滴をして頂いてましたが、この点滴こそが延命治療だったのです。

 

このまま点滴を続けていればあと一ヶ月は生きていけるでしょうが、それは本人の為にならないと医師からも言われ、私もそう思っていました。

 

そろそろ医師に言わなければと思っていましたが、なかなか言えずにいたのです。

 

相撲を観戦しながら、いろいろなことを考えて「明日、延命治療の中止を医師に伝えよう」との結論に達しました。

いつもは真剣に相撲を観戦するのですが、その日は上の空で観戦していました。

 

点滴をストップすれば、おそらく余命は一週間ぐらいになるのはわかっていました。

 

実際に3月12日に点滴をストップして頂き、その一週間後の19日に亡くなりました。

 

葬式も終わって、いろいろとする事も多くバタバタとしておりましたが25日の後援会に入会してる相撲部屋の千秋楽打ち上げパーティーに行こうと私は思いました。

 

千秋楽打ち上げパーティーのチケットは随分前に買ってありましたが、行かないつもりでいたのです。

 

落ち込んでばかりいるよりも、こんな時こそパーティーに言って元気を頂こうと思ったのです。

 

パーティーに参加し心が紛れて、やはり参加してよかったと思いました。

 

来年も今回と同じように、稽古見学、チャンコ鍋、本場所観戦、千秋楽打ち上げパーティーと参加するつもりですが、今年の大阪場所は忘れられない場所となりました。

 

 


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