レジ袋が地球環境を悪化させるとされ、レジ袋の消費量を減らす意図で、有料化がなされた。(店ではあらゆる袋が有料化されていますが、ここでは代表して「レジ袋」にします)

 

ところが、そもそもレジ袋は生活に必要なものなので、

結果としてレジ袋類削減に繋がらなかったのは前回お伝えしました。

 

しかも今でもレジ袋を購入することが悪で、

「エコバッグ」を使用することが善となっている。

 

 

なぜ、レジ袋がやり玉に挙げられるの本当に滑稽な話。

 

レジ袋同様に石油から作られる製品はご存じの通り莫大にある。

 

生活に密着しているものとして、そしてレジ袋に近いものとして食品の包装がある。

 

スーパーでは食品ごとにトレーや袋を大量に使用している。

特に近年では、利便性を高めるために個別包装が盛んになった。

 

お菓子1個、飴1個から包装している。

単身者向けに、総菜や酒の肴も小さいパッケージが増えた。

4人分の量のトレーと、1人分のトレー4つでは明らかに後者の方が沢山の包装とエネルギーを使用する。

 

これらの包装類の削減をなぜ考えないのか???

 

家族4人分の食品を購入したら、レジ袋1枚よりはるかに多くの包装、つまり資源を消費しているだろう。

 

レジ袋1枚は食品トレー1枚分程度か、それ以下ではないか!?

 

 

しかもレジ袋は利用されるのに対して、食品トレーはただ捨てられるだけ!!

 

もし本当に地球環境を守ろうと考えるのであれば、

消費者がタッパーなどの大きな容器を持って行き、盛られた食品の山からすくって入れるようなことをするべきでないでしょうか?

少なくとも、包装削減を見える形で行うべきではないのか?

 

そんな身近なことに目もくれず、

レジ袋1つに焦点を絞るなんてバカ丸出し!!

 

ご都合主義の典型!

 

そんなことに気づかない政治家、評論家、社会活動家は救いようありません!!

 

結局は、環境を守ろうなんて言っている大半の人はポーズだけ!!

 

「やっています!」

「考えています!」

「倫理観のある人間です!」

「利他の精神で生きています!」

「地球規模で物事を考えています!」

「みんなも考えなきゃ!」

「自分のことしか考えないなんてダメ!」

「環境を考えない奴を軽蔑する!」

 

などとアピールしたいだけ!!

 

本当に噴飯モノな社会です。

 

 

次回は、そもそも「地球環境のため」として資源を節約することになんの意味もないことを説明します。