では、どうすれば良いのか?
前回書いたように子供達が外で色々な遊びをするのが理想だとは思いますが環境によって出来ない子供たちがいます。
すべての子供に可能性があり、その可能性を育てる環境を考え整えることが大切です。
ひとつの考え方ですが、地域を挙げてハンドボールやバスケットボールを楽しく出来る環境を作ることが出来ないだろうか。(勝ち負けにこだわらない)
以前学校の指導要領について書いたと思いますが
そこには、小学校低学年期から出来る教材スポーツとしてハンドボールとバスケットボールを推進しているという内容です。ハンドボールもバスケットボールも体全体を使い走ったり跳んだり投げたとスポーツ全般の要素が含まれてるスポーツでプレ・ゴールデンエイジの時期に多種多様な動きを含むさまざまな動きを経験させることが大切と有意味で適してるスポーツだと思います。
では、野球やバレーではだめなのか?
ある種目だけを反復して行うことでそれが上手くなるのは確かです。
しかし、そのような子どもが、9~12歳頃のゴールデンエイジと呼ばれる時期に、プレ・ゴールデンエイジで様々な動きを経験してきた子どもに簡単に抜かれてしまうということがよく起こります。
この町には、小学3年生から野球とバレーの歴史あるすばらしい団体に加入できます、それまでにこの様な活動があれば子供達の可能性がもっと広がると思いますし野球やバレーの吸収の仕方も違うと思います。
また、9~12歳頃のゴールデンエイジの時期にハンドボールやバスケットボールなどをサブスポーツとして継続してやるのも一生に一度だけ訪れる 難しい事も ありとあらゆる事を 短時間で覚える事の出来る時期なら良いことだと思いますし本格的にしたいスポーツの選択肢も増え上達率も上昇すると思います。
あくまでも一個人の意見であり、すべてが正しいともいえません。
しかし、すべての子供達の将来や可能性を考える事は良いことですし行動する人が一人でも多くなればなるほど子供達の可能性は無限に広がると思いす。
最後になりますが、スポーツの種類によって合う合わないがあります。たまたま野球やバレーが合っていた子供は良いでしょうが、子供の中にはスポーツが大好きだけど野球・バレーが苦手な子供も当然います。そんな子供達にも他のスポーツが合う可能性があるのも事実です。その可能性の芽を摘まないような環境を作っていくことが過疎地域でのスポーツのあり方だと思います。