ホンゴック病院看護師研修最終講義実施 | IIMA公式ブログ

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ホンゴック病院看護師研修最終講義実施

 

昨年から実施しているベトナム・ホンゴック病院での看護師研修「IMSアカデミー」が、6月の最終講義をもって終了致しました。

看護の質をあげるためのアプローチとして、アセスメント能力を身に着けるためにSOAPでの看護記録にフォーカスし、組織として実践するための仕組みづくりを具体的に提示しました。現地での集合研修・来日研修・定期的なフォローアップを行ったことで、意識が少しずつ変化し、自分たちの力で質の高い看護を提供していこうとする強い意欲が感じられました。

 

研修参加者からは以下のような感想を聞くことが出来ました。

SOAPで記録を書くためには患者からの多くの情報が必要である。そのために以前に比べ、たくさんベッドサイドに行く機会が増え、細かい症状まで観察するようになった。また、アセスメントするためには知識が必要であり、勉強しないといけない、という意識が看護師それぞれに付いた。

・内科病棟では、夜勤を外来看護師が担当することがある。以前までは、患者の情報が分からず困っていたが、看護記録をSOAPで書くことになってから、患者の状態がわかるようになった。

・記録によって、経過・症状・前回との比較ができるようになったことで、看護師の能力も上がっていると実感している。

・(看護記録の)内容が不十分な人も中にはいるが、内科病棟では現在全ての看護記録をSOAPに分けて書けるようになった。

・現在医師による勉強会を行っている。知識が増えれば、SOAPでの看護記録は皆書けるようになると感じる。

病棟看護師がSOAPで看護記録を記載するため、以前より患者のもとへ行って患者や家族の話をしっかり聞くようになった。コミュニケーションも増え、患者が看護師の名前を覚えるようになった。

 

以上の感想からも、研修の成果が病棟全体に浸透していることがわかりました。まだ不安な面もあるようでしたが、看護記録を継続していけるよう日本で作成した監査表を提供したことによって、SOAPそれぞれの記載内容を再確認でき、指導の統一が図れ、指導者の育成に役立てていけると感じました。実際、受講した4人の反応からも、不安は軽減できた様子で前向きな発言が聞かれ、今後も指導的役割を担う受講者4人が、自信を持って指導に取り組もうとする姿勢が感じられました。

今後は提供した看護・組織としての考え方が定着し、ホンゴック病院のみならずベトナムの医療の質の向上に繋がるよう、ベトナムでの活動をさらに発展させていきます。


 

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