眠気、疲労、気分の落ち込み(抑うつ症状)。休日に動けない人が変わったブログ -2ページ目

眠気、疲労、気分の落ち込み(抑うつ症状)。休日に動けない人が変わったブログ

異常な眠気、疲労、気分の落ち込み(抑うつ症状)から休日は体が動かず寝たきりの生活を送っていました。様々な奮闘を整理してみます。現在の症状はだいぶ改善しています。
目的は、自分と同じ症状を持つ人の助けになることです。

機能性低血糖も、糖尿病も、血糖値の調節障害が原因で様々な症状がでています。では、この症状を抑えるのはどうしたら良いでしょうか。

答えは、正常範囲内に血糖値を留めておくこと、つまり血糖値を140~80の間を越えないようにすることです。答え自体は簡単ですが、それを実現するのはとても難しいのです。

血糖値が正常範囲を越える原因は、インスリン放出による調節ができない量の糖を摂取してしまった時。つまり[調節可能な糖の量]〈[体内に摂取した糖の量]となっている状態です。

機能性低血糖を持つ私の場合、140ぎりぎりになるのは、白米0.3合でした。コンビニのおにぎり一個は炭水化物で40g前後ですが、それより少ない量の白米でも、私の血糖調節機能としてはギリギリなのです。

つまり、血糖値を調節する機能が悪くなっていれば、食事を相当気をつけないと正常値を越えた値になってしまいます。では、血糖値を調節する機能を良くするにはどうするか。それもやはり、とにかく血糖値を正常値範囲内に保つことが原則になります。だからこそ、糖尿病の人には食事指導とインスリン注射が勧められるのです。それには、以下のような考え方があるためです。

血糖値を下げるホルモンはすい臓のインスリンだけです。このすい臓のベータ細胞というところがインスリンを放出する頼みの綱なのですが、この細胞は使いすぎると壊れる性質をもっています。
この細胞を使いすぎてしまう時とは、血糖値が急に上昇したり、血糖値が高かったりという状態が、頻繁に生じている時です。砂糖や炭水化物中心の食事を大量に頻繁にとっていると、血糖値が高くなります。高くなった血糖値を調節するためにすい臓がインスリンを大量に放出し続ける状況が続いた結果、細胞が壊れインスリンを分泌できなくなるのです。

よって、血糖値に異常が出てない人が、大量に甘いものや炭水化物を食べて140を越えないのは、140を越えないようにインスリンが大量に分泌されているからです。そんなことを頻繁にしていれば、細胞への負担がかかり続けて破壊され、インスリンが出なくなってくる可能性があることを知っておく必要があります。用心下さい。