20日土曜日は父の7回目の命日です
父といっても実の父ではなく、私が17歳の時に母が再婚した相手ですけど。
それでも私にとっては実の父以上に父親らしく、娘たちにとっては唯一、心から「じいちゃん」と呼べて心置きなく甘えられる文字通り唯一無二の存在でした。
ちなみに、旦那さんの父上は健在です
例年だと命日の前後の休みは家族で実家に行くところだけど、今年はコロナのみならず、様々な理由があって行けそうにない…
ということで、仏前にお供えするものをいろいろと送りました
実は母とは去年の8月以来会ってなくて(私は距離を置いてるつもりだけど、母からの電話は毎日のようにあります)
もう好きなようにやってくれ…と思ってはいるけど、膝が悪くて杖を使わないと家の中さえもうまく歩けない母のことが気にならないといえば嘘になります。
そこで、月に2、3回は食材や生活用品を母に事前には知らせず(←これ大事!)送ります。
事前に知らせないのは、母が調子に乗ってアレもコレもと欲張って注文してくるから
普段私が買わないような高めのフルーツや高価な柔軟剤をフツーに要求してくるし
そして毎回モヤッとするのが、私からの配給品(←笑)を母が惜しげもなく、かつ、偉そうに、近所の人や友達に配ること。
子の心親知らず…です
とはいえ、高齢の母がたった一人で暮らしていられるのも、何かと気にかけて声をかけてくれたりお世話してくれる数少ない集落のみなさんがあってこそ
最近は週3で通ってる鍼灸院の先生はじめ、看護師さんや送迎の運転手さんもいろいろ治療以外にも母に寄り添ってくださってるようで、本当に有難いことです
そこで時々、そんなお世話になっている方々へ、心ばかりの品を一緒に送ってるんだけど、今回はちょうどお中元シーズンでもあるし、とちょっと奮発してみました
ていうか、たまたま「コレ私がもらったら嬉しいかも~♪」というパッケージのものを見つけたので、鍼灸院のみなさん宛に購入し、父の仏前にはそれより少し小さめの、それでもいつもより高価な菓子折りを購入し
母には事前に電話で、どれを誰に、と細かく説明しておきました。
そして昨日、間違えなかったか確認したところ……間違っとるやないか~い
いや、間違えたんじゃなくて、明らかに見た目で選んだやろ
そう!これがまさしくうちの母のやり方
私があの人にはこれがいいかな~って散々悩んで迷って選んだ気持ちを無視して、あっさり「私はこっちが良かったから交換したからね!」って勝手に横取りする人なんです
昔からそう。
間違えたんじゃなく確信犯
そもそも、母が横取りしたその菓子折りというかオシャレな詰め合わせの数々…仏壇には不似合いじゃろが
今に始まったことじゃないけど、何で自分のことしか考えられないんだろう…
父はこれまた母と真逆で、自分のことはさておき、他の人、たとえ真っ赤な他人、見ず知らずの人であっても何でも譲るような心優しい人でした
きっと今頃は仏壇の前で「わしの前にこんなにいっぱい置いてどうするんや」って文句言ってるんじゃないかな…
はぁ~、やっぱり母は相変わらずだわ~
ダラダラ愚痴ってしまいました