空飛ぶ車いすや未来のスーパー 介護の日に児童考案 | 飯島 愛ちんのガッタス・オスピタル

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社会のさまざまな課題を解決するアイデアを考える児童たち=11日、摂津市三島2丁目の味舌小

 
 「介護の日」の11日、摂津市三島2丁目の味舌小の児童たちが、同校で地域のまちづくりなどを考えるワークショップに挑戦した。正解がない社会課題を小学生らしい発想で捉え、いつまでも地域で共に暮らし続けることができるアイデアを考えた。

 同市正雀1丁目の大阪人間科学大が、子どもたちに楽しみながら社会課題について考えてもらおうと企画。同大の学生が考案したドリル「ニッポンのしゅくだい」を使った授業に、4年生約40人が参加した。

 このうち、独り暮らしで足が不自由な高齢者が、外出する機会が減って地域の人とのつながりが希薄になる中で、安心して地域で暮らすためにどうするかという課題解決にも挑戦。

 

「どこでも行くことができる『空飛ぶ車いす』」「ロボットが商品を運んでくれたり、自宅と店が滑り台でつながる『未来のスーパーマーケット』」など、さまざまな意見が飛び出した。

 同大子ども保育学科2年の堀本天音さん(20)は「固定概念にとらわれない自分の発想を大切にして、授業で考えたことを、困った人をサポートする気持ちにつなげてほしい」と話した。