大きく目を開いて潔白を訴えたベッキー。目の下にはクマも見えた
会見では9回頭を下げた
週刊誌に報じられた川谷絵音(左)とベッキー
人気タレントのベッキー(31)と昨年のNHK紅白歌合戦にも出場した人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル、川谷絵音(かわたに・えのん、27)に不倫疑惑が浮上した。7日発売の「週刊文春」が報じている。ベッキーは6日夜に都内で緊急会見し、時折目を潤ませて「友人関係」を強調。会見では9回深く頭を下げて謝罪したが、質疑応答は避けた。川谷は同誌の報道を受け、昨夏一般女性と結婚したことを認めたが、ベッキーとの関係は「親しい友人」とした。
人気者同士の衝撃の不倫疑惑が浮上した。
週刊文春によると、2人は昨年10月、バンドのファンクラブイベントで知り合い、同11月には共通の友人のバンドの札幌でのライブを2人で観賞し、急接近。大阪や千葉のホテルで一夜を共にしたり、この正月には川谷の長崎の実家に2人で“極秘旅行”する様子を報じている。
記事では川谷が昨夏結婚していたことも明かされ、ベッキーには11月下旬に本人から自身が既婚者であると告げたが、その後も関係は続いたという。「エリちゃん」、「けんちゃん」とお互いの本名の愛称で呼び合い、離婚届を「卒論」と称して、川谷が離婚話を進めるLINEのやりとりや2ショット写真が掲載されている。
同誌の報道を受け、ベッキーはこの日午後8時から都内の所属事務所で緊急会見。約70人の報道陣が注目する中、白いブラウスに黒いスカート姿で登場し、無数のカメラのフラッシュを浴びた。報道陣による質疑応答は行わず、約5分間、一方的に主張した。
会見では「アーティスト・川谷絵音さんの作る音楽のファン」とし、ライブや打ち上げなどで交流し、連絡を取るようになり、2人で食事する親密な仲に発展したと説明。「お付き合いということはなく、友人関係であることは間違いありません」と“身の潔白”を訴えた。
一方で、長崎への旅行については「事実です」と認め、「誤解を招くような大変軽率な行為だったと深く反省しています」と謝罪。LINEについては言及しなかった。深々と頭を下げて謝ること9回。目の下にはクマが浮かんでいた。
ベッキーはバラエティー番組をはじめ、合計10本のCMに起用されるなど抜群の人気を誇る。一方、川谷は「ゲス―」のリーダーで、ボーカルと作詞作曲も手がけ、ヒット曲「私以外私じゃないの」でNHK紅白歌合戦に出場するなど好調なだけにイメージダウンが心配される。
会見終了後、事務所関係者のもとには大勢の報道陣が集まったが、LINEのやりとりなど事実関係について「何もお話しできない」の一点張り。疑惑を打ち消すにはあまりにも説明不足で、今後も騒動は尾を引きそうだ。
◆ベッキー 1984年3月6日、神奈川県生まれ。31歳。本名レベッカ・英里・レイボーン。父が英国人、母が日本人。テレビ東京系「おはスタ」で人気が上昇し、現在は、関西テレビ系「にじいろジーン」などバラエティー番組などでマルチに活躍。「ベッキー♪♯」として音楽活動も行う。両国の二重国籍を持っていたが、20歳になる2004年に日本国籍を取得した。
◆川谷 絵音(かわたに・えのん)本名・川谷健太。1988年12月3日、長崎県生まれ。27歳。東京農工大在学時代から音楽活動し、12年に自らが中心となって「ゲスの極み乙女。」結成。ボーカル、ギターなどを担当し、バンドの作詞・作曲も手がけている。15年に紅白歌合戦にも出場した。
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