MS-14B 高機動型ゲルググ(ヒュー・マルキン・ケルビン専用機) | 宇宙世紀兵器回想録UC0001~0084

宇宙世紀兵器回想録UC0001~0084

宇宙世紀130年に一年戦争終結50周年を記念して出版された、ウォルター・E・ベルンシュタイン著「宇宙世紀兵器回想録」の一部を抜粋したものです。
※プラモデル製作のサポート、マイナーな機体の情報存続を目的としています。





諸元
型式番号MS-14B
英語名Hugh's GELGOOG High Maneuver Model 
所属ジオン公国軍
開発ジオン公国軍?
生産ジオン公国軍?
生産形態不明
開発年U.C.0079
退役年不明
全長19.6m?
頭頂高19.2m?
本体重量53.5t?
全備重量76.8t?
装甲材質超硬スチール合金?
原動機不明
出力1,440kW?
推力79,900kg?
センサー有効範囲6,300m?
最高速度不明
武装ビーム・ライフル
シールド
乗員数1名?
搭乗者ヒュー・マルキン・ケルビン大佐
登場作品機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
参考作品機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還


解説


 本機はジオン独立戦争中に公国軍が開発したのパーソナルカスタム機である。


 突撃機動軍情報統括局局長ヒュー・マルキン・ケルビン大佐の専用機であり、機体は大佐のパーソナルカラーに塗装されていた。記録画像はモノクロの為細かい色彩は把握できないが、黒を基調としたカラーリングと思われる。


 情報局の人間に当時では最新鋭且つ超高性能のモビルスーツが与えられていたというのは少し違和感があるが、大佐は伝説のエース部隊 "キマイラ" の編成責任者であり、大戦末期の様々な資源が枯渇していた公国軍内でも「キマイラ隊やそれに関連する部隊・組織には当時では最高峰の物質・人材が集約された」という事情が本機が大佐に回される要因になったのだろうと思われる。何れにせよ、こういった "キマイラ" 関連の資料や情報は、公国の直接的な後継組織であるジオン共和国や、戦後に撤退的に調査を行った調査委員会もあまり情報開示をしておらず、未だ不明な点が多い。


(宇宙世紀兵器回想録 ジオン独立戦争編 ~遅過ぎた傑作機MS-14~ より抜粋)


メタ


 ジョニーライデンの帰還に今のところ数コマ登場しているヒュー大佐専用のゲルググ。多分真っ黒。大佐も他のキマイラ隊員と同じくOPなパイロットなのだろうか? 今後の展開に期待。