ガウFAC | 宇宙世紀兵器回想録UC0001~0084

宇宙世紀兵器回想録UC0001~0084

宇宙世紀130年に一年戦争終結50周年を記念して出版された、ウォルター・E・ベルンシュタイン著「宇宙世紀兵器回想録」の一部を抜粋したものです。
※プラモデル製作のサポート、マイナーな機体の情報存続を目的としています。








諸元
型式番号不明
英語名GAW Forward Air Control
所属ジオン公国軍
開発ジオン公国軍?
生産ジオン公国軍?
生産形態不明
開発年U.C.0079
退役年不明
全長不明
頭頂高不明
本体重量不明
全備重量不明
装甲材質不明
原動機不明
出力不明
推力不明
センサー有効範囲不明
最高速度不明
武装不明
乗員数不明
搭乗者ジオン公国軍兵士
登場作品機動戦士ガンダム0079
参考作品機動戦士ガンダム0079


解説


 本機はジオン公国軍が独立戦争中に投入したガウ級攻撃空母の前線航空管制指揮型である。機体の正式名称が不明な為、当レポートでは便宜上とガウFAC呼称している。詳細な情報が一切判明していない為、あくまで推論になってしまう事を容赦願いたい。

 そもそも、ガウは空中空母や移動司令部的要素の強い機体であったが、その指揮能力は搭載機に割かれてしまう為、編隊で行動する場合は何らかの手段でガウ自体を指揮する必要があった。その為、本機のような旗機的成分の濃い、管制指揮に特化した機体が開発されたものと思われる。

 現存する画像では、通常のガウと同様に機体前部のモビルスーツ降下用ハッチが確認できるが、機体後部の搬入口は極端に狭く、モビルスーツ搭載能力を有していたかは微妙なところである。もっとも、両翼前部のドップ離陸用カタパルトは完全にオミットされている為、純粋な管制指揮機であったと考えるのが合理的である。

 記録や証言によれば、ジャブロー攻略戦にてガウ編隊や降下部隊を管制指揮し、ガウが多数撃墜される中生還したとされているが、一部の画像を除いて本機の姿は確認できず、存在に対して懐疑的な見方をする研究者も多い。

(宇宙世紀兵器回想録 ジオン独立戦争編 ~スペースノイド達が夢見た翼~ より抜粋)


メタ


 近藤先生のガンダム0079のジャブロー攻略戦で出てくる指揮機タイプのガウ。劇中では「FAC」や「指揮官機」としかされておらず正式名称が不明なのでガンポン平田さんの「ガウAWACS」に習って「ガウFAC」として紹介。近藤作品はこういったオリメカが1番の魅力。