YMS-16M2 ザメルM2型 | 宇宙世紀兵器回想録UC0001~0084

宇宙世紀兵器回想録UC0001~0084

宇宙世紀130年に一年戦争終結50周年を記念して出版された、ウォルター・E・ベルンシュタイン著「宇宙世紀兵器回想録」の一部を抜粋したものです。
※プラモデル製作のサポート、マイナーな機体の情報存続を目的としています。












諸元
型式番号YMS-16M2
英語名XAMEL M2 Type
所属ジオン公国軍
開発ジオン公国軍?
生産ジオン公国軍?
生産形態試作機?
開発年U.C.0079?
退役年不明
全長不明
頭頂高不明
本体重量不明
全備重量不明
装甲材質不明
原動機不明
出力不明
推力不明
センサー有効範囲不明
最高速度不明
武装680㎜カノン砲×1
6連装ミサイルランチャー×1
ジャイアント・バスⅡ×1
乗員数不明
搭乗者ジオン公国軍兵士?
登場作品機動戦士ガンダム GUNDAM WEAPONS 3
参考作品機動戦士ガンダム GUNDAM WEAPONS 3


解説

 

 本機はジオン独立戦争末期に公国軍が砲撃戦主体の重MSとして開発したYMS-16Mの派生型である。

 正確にどのような目的で改修が施されたのかはわかっていないが、背部には射撃誘導や着弾観測用と思われる大型の作業スペースが設けられ、通常のYMS-16Mよりもより砲撃戦に特化した機体であると考えられる。また、機体各所にはYMS-16Mの試作案であるとされるメルザ・ウン・カノーネ(この機体に関しては存在に否定的な研究者も多い)のパーツが多用されていた。更にスモークディスチャージャーやスタビライザーの改修等、細かい部分にも手が加えられていた。

 武装面では、マニピュレーターが五本指に改良されことで汎用モビルスーツの携行火器が扱えるようになっていた。最大の武装である680㎜カノン砲も砲口にマズルブレーキが装着されるなどの改修が施された。また、機体左上部の8多弾倉ミサイルランチャーは廃止され、より大型の6連装ミサイルランチャーが装備された。

 公国軍残党によって数機が運用されていた16Mの内の1機とされるが、やはり機体のサイズが大き過ぎた為にそれほど長くは運用されなかった様だ。