諸元
型式番号 | MS-09R |
英語名 | RICK DOM Granada Guard Corps Use/C Battalion Unit 20 |
所属 | ジオン公国軍 |
開発 | Zimmad社 |
生産 | Zimmad社 |
生産形態 | 量産機 |
開発年 | U.C.0079 |
退役年 | U.C.0080? |
全長 | 18.6m |
頭頂高 | 18.6m/18.2m |
本体重量 | 43.8t |
全備重量 | 78.6t/90t |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
原動機 | 熱核反応炉 |
出力 | 1,199kW |
推力 | 22,000kg×2 1,000kg×9 総推力:53,000kg |
センサー有効範囲 | 5,400m |
最高速度 | 宇宙:マッハ6 地上:110km/h |
武装 | ヒート・サーベル |
乗員数 | 1名 |
搭乗者 | グラナダ防衛隊C大隊第2中隊第3小隊隊員 |
登場作品 | モビルスーツ全集4 MS-07/09 グフ&ドムBOOK |
参考作品 | モビルスーツ全集4 MS-07/09 グフ&ドムBOOK |
解説
本機はジオン独立戦争後期の公国軍の主力機、MS-09Rのバリエーション機である。
大戦後期になるとMS-09Rも統合整備計画によるMS-09R-2の生産が開始され、目標破壊用火器のみであったドム用携帯火器についても新たな汎用火器が開発、装備され始めた。一撃離脱に特化した09Rに汎用火器を持たせなければならない程に戦局は悪化していた。基本塗装に関しては宇宙攻撃軍用や突撃機動軍用、一般軍用等が入り乱れ、統合整備計画による統一が試みられていたが間に合わず、各種カラーが存在し続けた。迷彩に関しては配備段階の各部隊において施されるので規格もなく、余裕のある一部の部隊で行われたに過ぎなかった。
この機体に施された迷彩は小惑星や月面のクレーターを模したものと思われ、グレーに近いパープルと濃いグレーの2色でリング状のパターンを描いており、グラナダ基地の防衛隊所属と思われる。基本塗装はほぼブラックに近いグレーとグリーンが掛かったグレーが用いられている変則的なものである。各所の白字で入れられた機体ナンバー「20C」はC大隊の通し番号20番機で、第2中隊第3小隊2番機であると思われる。機体ナンバーの記入法は統一されておらず、その都度部隊において記入することにより部隊名や規模を欺瞞することとされていた。