第3のコンピューター革命の正体

第1のコンピューター革命を一言で表すなら「パーソナルコンピュータの時代」
インターネットが普及し、ユーザーはウェブページを検索・閲覧したり、Amazonのようなサイトで商品を注文したりできるようになりました。
第2のコンピューター革命は「モバイルコンピューティングの時代」
スマートフォンの広がりとともに、パソコンの時代からインターネットの利用者は急激に増加。これまでパソコンに触れてこなかった人たちも気軽にインターネット上で記事を書いたり、写真や動画をSNSに投稿したりといったことができるようになりました。
第1、第2の革命ではいずれも、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ、Amazon創業者ジェフ・ベゾス、Meta(旧Facebook)創業者マーク・ザッカーバーグのようなのような億万長者を生み出してきました。
そして、次にコンピューターの世界にもたらされるであろう第3の革命では、パソコンやスマホの枠を超え、ユーザーの生活空間にコンピューターが足を踏み入れようとしているのです...

2.

(09:16~)

アップルが16年以上の構想を経て投入したゲームチェンジャー

第1の革命、第2の革命の背後にはいつもアップル製品の存在がありました…
インターネットの普及を促した第1の革命が起こる前、アップルは、世界初の一般向けパソコン「Apple II」で市場を切り開き「Macintosh」でビジネスで利用する人だけでなく一般層までコンピュータを普及させました。
SNSや動画サイトの急成長をもたらした第2の革命は、アップルがiPhoneを発売し、スマートフォンが従来の携帯電話に取って代わられるようになったことでもたらされました。
コンピューターの世界に次々と新しい風を吹かせてきたアップル。なんと、アップルはiPhoneが発売された翌年、2008年には第3のコンピュータ革命に向けた動きをすでに見せていました。16年の時を経てついにリリースを迎えるアップルの新製品は第3のコンピューター革命を加速させるゲームチェンジャーとなるかもしれません。

次のコンピューティング時代の勝者とは?

第3のコンピューティング革命からリターンを狙うために、中心的な企業の一つとなるであろうアップルに投資するのは一つの手段になるでしょう。
しかし、今回私たちがお伝えしたいのは、だからアップルに投資しようという話ではありません。
なぜなら、アップルが新たな製品を市場に投入するとき、間接的な恩恵を受けて、アップル以上の株価成長がもたらされる可能性のある銘柄が存在するからです。
これまでにアップルの新製品発売からアップル以上の成長を遂げた企業には、どんな特徴があるのでしょうか?
そして、次の第3のコンピューティング革命の勝者となるのはどんな企業なのでしょうか?