こんにちは。

 

多趣味で良かったと思う週末を過ごしております。なにがしかにカタルシスを得ようともがき、もし何もなければ過去の栄光に頼る。そんな日々です。ドゥラメンテの二冠、タイトルホルダーの宝塚記念、リバティアイランドのオークス、カタールワールドカップのドイツ戦、スペイン戦、2008年ナビスコカップ決勝、「行った嘘だろこの男!裏1で良い!」などなど、何回見たやらわかりません。

 

ええ、こんなこといきなり書くのは先週末にドゥラ産駒が全敗だったからなのです。新馬3頭(クラッチプレイヤー、メリージェーン、レッドレフィナード)も、レヴェッツァシエラメンテイルチルコアスコルターレポルテーニャも負けました。中京6Rの3歳未勝利戦(芝2000)でハイランドリンクスが2着に入ったのが最高成績。1戦ごとに競馬を覚えていってくれてはいますが、7戦未勝利でもがいています。でも次は勝てるはず。

 

そっとnetkeibaを閉じて、トリニータの試合経過を追っていたらそっちはそっちで先制点とられてて心がくじけそうになりました。4戦未勝利、2連敗中の悪い流れはいつまで続くんだと。でもそこからの3得点。絵にかいたような逆転勝利に私のメンタルは見事リセット。ハイライトを見ると九州ダービー(+山口)ではおなじみの光景になった青に染まるビジターシートがもうたまらない。見事プレーオフ圏内に踏みとどまりました。

 

あと、ウマ娘の5thライブ2days視聴しました。ライブのPPVを買うようになったのは3rdからなのですが、毎回素晴らしいクオリティと世界観で何回もリピートしています。なんなら今ブログ書きながら聞いています。出走者見ながらカップリングやグルーピング、セトリを考えるの楽しいですよね。それに応えるライブを毎回見せてくれるのは非常にありがたい。

 

声出し解禁になったとあって、映像から伝わってくる現地の雰囲気も圧巻でした。やっぱりエンタメは観衆が声出してこそですよね。ライブイベントにしろ、競馬にしろ、サッカーにしろ。ライブの感想は時間あるときにまた書こうと思います。本当は話題がホットなうちに書いた方がいいんでしょうけれども。まあレポは色んなWeb媒体で上がっているのでそれを読むだけでも楽しいです。

 

ということで、海外競馬の話です。先週展望した3レースと、今週末の2レースを紹介します。相変わらず横文字ばかりの怪文書になりそうですけれども。展望は下記事の最後の方に書いてあるので、ご参考までに。

 

 

GⅠファルマスステークス(ニューマーケット1600)

イギリスの牝馬マイル戦です。2週間前に初GⅠプリティポリーステークスを制した5歳馬のファストネットロック産駒ヴィアシスティーナが圧倒的1番人気におされました。中1週だったのでここまでの人気になるとは少し驚き。ヴィアシスティーナ自体はこのレース3着に敗れてしまったのですが、勝ち馬も勝ち馬で中1週のローテなので欧州競馬ならではの過酷なローテーションには驚くばかりです。

 

ヴィアシスティーナは敗れましたが、とはいえ人気馬でしっかり決着。残り2ハロンを過ぎてから鋭い伸び脚を見せ勝利したのは4歳馬のフランケル産駒ナシュワ(ホリー・ドイル騎手)。女性騎手初の欧州クラシック制覇を成し遂げた仏オークス馬も直近は格下相手に連敗していましたが、見事な復活。10ハロン戦以上での運用がなされており、今シーズンも元々10ハロンのGⅠナッソーステークスを狙っていましたが、どうにもマイル戦の方が合うようです。だって5馬身離して勝ってるんだもの。

 

大きく離されはしたもののヴィアシスティーナを抑えきった2着は3歳馬のキングマン産駒リマーキー。牝馬マイル三冠の第三戦、GⅠコロネーションステークスをタヒーラの2着と健闘。GⅠ2連続2着となりシルバーコレクターの素養ありかもしれません。

 

上位馬の血統はサドラー系(→ガリレオ)、ダンジグ系(→グリーンデザート)、デインヒル系。北の踊り子が完全制圧していますね。まあそんなレース欧州には山ほどあるんですけども。前にも言及しましたが、ファストネットロックは豪州の名種牡馬でアイルランドにシャトルされています。

 

GⅠパリ大賞(パリロンシャン2400)

フランス三冠最終戦。1冠目を制したマルハバヤサナフィも2冠目を制したエースインパクトも出走しませんでしたが、英オークス馬、フランケル産駒ソウルシスターが参戦。人気が突き抜けるかと思いましたが、初の牡馬混合戦が不安視されたのか案外オッズは拮抗。実際経験したことのないスピード競馬への適応も課題であり、その不安は的中しました。直線の位置取りは良かったものの追い比べに負けて3着。いやまあ、十分すごい走りでしたが。

 

勝ったのは仏ダービー4着の2番人気のキングマン産駒フィードザフレイム(クリスチャン・デムーロ騎手)。ソウルシスターの外から一頭違う伸び脚をみせて逃げ粘る愛ダービー2着の3番人気のオーストラリア産駒アデレードリバーを下しました。なんか、愛ダービー馬オーギュストロダンと仏ダービー馬エースインパクトって相当強いんじゃないかと思わせる結果になりましたが、それは今後の古馬挑戦にて判明することでしょう。

 

3着ソウルシスターはこのレース追加登録だったんですけど、ここをステップにGⅠナッソーステークスへの挑戦を見据えているそう。ステップというには環境が違いすぎる気もしますけど、予定通りに参戦するんでしょうか。

 

上位馬血統は、ダンジグ系(→グリーンデザート)、サドラー系(→ガリレオ)、サドラー系(→ガリレオ)。もうどうしようもない。

 

GⅠジュライカップ(ニューマーケット1200)

イギリスの伝統あるスプリント戦は1頭が馬場状態を理由に回避して7頭立て。3歳馬2頭の挑戦に注目が集まり、そろって1番人気タイとなりましたが明暗分かれる結果となりました。勝利したのはチャームスピリット産駒シャキール(ロッサ・ライアン騎手)。ラストスパートで左側にモタレながらも後続を1馬身半凌ぎ切り、GⅠ2連勝。通算成績を8戦7勝とし欧州スプリント界を牽引する存在に名乗りを上げました。もう一頭の3歳馬、ノーネイネヴァー産駒リトルビッグベアは勝負所でアジュアブルー(6着)とヴァドリーム(7着)に挟まれ立ちあがってしまい、最後は無理せず流して最下位8位入線。全くの参考外レースとなりました。

 

良い伸び脚を見せた7番人気の穴馬、ムハーラー産駒ラントゥフリーダム。なんかムハーラー産駒って仏2000ギニーのマルハバヤサナフィも大分穴だったような?産駒が大駆けする傾向でもあるんでしょうか。シャキールをぴったりマークした3番人気のキングマン産駒キンロスが復活の兆しを見せる3着となりました。

 

シャキールは9月の英スプリントカップに登録がありますから、連勝をどこまで伸ばせるかに注目です。

 

上位馬の血統はダンジグ系(→グリーンデザート)、ダンジグ系(→グリーンデザート)、ダンジグ系(→グリーンデザート)。本当にどうしようもないじゃないですか!勝手なこと言いますけど、多様性って大事だと思うんです。

 

ふと英愛サイアーランキングをのぞいてみたらディープインパクトが出走8頭、勝ち馬2頭、4勝という成績で6位にランクインしています。もちろんオーギュストロダンが非常に貢献してくれているのでしょうけど、それにしたって化け物じみた成績。上にいるのがフランケル、シユーニ、ダークエンジェル、ガリレオ、キングマンと強すぎることを考えるとさらにプイプイの強さが際立つというもの。オーギュストロダンがキングジョージ勝ってしまえばおそらく3位まで上がるのではなかろうか。

 

海外競馬展望もしたかったんですけど、アイルランドオークスの最終登録馬が出るのが明日なので、それ以降にします。今の段階だと58頭登録しているのさすがに扱い切れない。一応、英オークス2着のセーヴザラストダンスは出走の意思をすでに表明しています。

 

OUTRO

はい、このブログ書いている間にマーキュリーカップにてバーデンヴァイラーが敗れました。連覇ならず。通知が来て開いてすっと閉じました。勝ったのがキタサン産駒のウィルソンテソーロっていうのも悔しさを増す結果。またウマ娘のライブを見返して元気を取り戻そうと思います。あ、別に矢野さんのことを歯ぎしりしながら見るほど同一視はしてないですので。はい、大丈夫だと思います。というか、別にキタサンを嫌いというわけではまったくないので。ドゥラのライバルとして張り合ってくれるのはむしろ嬉しさすらある。いや、もちろんイクイノックスに秋全勝とかされたらめちゃくちゃ凹みますけども……我ながら面倒くさいですね。

 

そういえば、リバティアイランドのぬいぐるみを買いました。今週中には届くと思うのですが、我が厩舎に並べるのが楽しみです。

これはスターズオンアースをお迎えした時の写真。ドゥラっ子以外だとUFOキャッチャーで獲得したグラスワンダー、タマモクロス、ミホノブルボンがいますけど、全頭のサイズが違うのでならべるとグラスワンダーが怪獣みたいに見えます。

 

アイドルホースは細部までこだわって作ってくれますけれども、できればメンコのある馬は外せるようにしてほしい。ドゥラメンテのメンコの下にはちゃんとドゥラの星があったんですけど、視覚的に見られないのが非常に惜しい。リバティアイランドはどうやら桜花賞仕様のようで、髪飾りはちゃんと桜色。三つ編みまで再現してくれていたら嬉しいんですけれども。手元に届く時を本当に心待ちにしております。

 

少し話が取っ散らかりましたが、まあいつもことですね。すいません、反省しておりません。これからも取っ散らかします。

 

それではまた。