身近な自然を表情豊かに描き、ロングセラー「いない いない ばあ」などで知られる絵本画家、瀬川康男(せがわやすお)さんが18日午前、直腸がんのため長野県小布施町の病院で亡くなった。

 77歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は妻、朱々子(すずこ)さん。

 愛知県岡崎市出身。13歳で日本画、17歳で油絵を始めた。1960年に初めての絵本「きつねのよめいり」を出版。87年の「ぼうし」で講談社出版文化賞と絵本にっぽん大賞、「絵巻平家物語」で92年の産経児童出版文化賞大賞を受賞した。

 松谷みよ子さんの文に絵を描き、様々な動物たちがあやしかける「いない いない ばあ」は67年の刊行以来450万部のロングセラーとなっている。

「忍びない」同僚妻のスピード違反もみ消し(読売新聞)
近畿大阪銀行が150人の顧客情報を紛失(産経新聞)
第25回「正論大賞」贈呈式 佐瀬氏「萎縮せず言論」(産経新聞)
幼稚園狙い盗み、男逮捕=「夜人おらず入りやすい」-北海道警(時事通信)
国母選手が帰国、身なり整え「分かんないっす」(読売新聞)