みなさま、こんにちは
今回は
キャットウォーク造作工事
のご紹介です
前回ピアノ室工事をさせていただいたお家です
リビングの壁にはアップライトピアノの高さに合わせて
楽譜用の棚がありました。
ピアノ室ができたことにより、
楽譜はピアノ室の棚へ移動しました。
残された棚はリビングの出入口の真横にあり、
目線に近い高さで少し邪魔に感じるので、
撤去したいとご要望がありました。
棚を撤去すると、その部分はクロスが貼っていないため、
補修が必要になります
リフォームの場合、既存のクロスと同じものは
廃番になっているケースが多く、
例え同じ柄があったとしても長年貼ってあったものと
新品とでは色が違ってきます
綺麗に違和感なく仕上げるには1面(壁の端~端まで)を
貼り替えてしまうのがおススメですが、
吹抜が絡む場合は、貼り替える面積が広くなってしまい、
その分費用も高くなります
内部足場が必要になるケースもあり、
そうなると更に費用がかかってしまいます
そこで今回は、棚板を外した場所に木材で目隠しをしつつ、
キャットウォーク
を造ることになりました
既存の梁を渡ってネコたちが2階のお部屋の窓から入れるようにキャットウォークを造っていきます
外した棚板はカットして再利用し、
キャットウォークに生まれ変わります
色は既存のドアや棚板に合わせて、
ブルーとブラウンに塗装します
キャットウォークはネコたちの体重+ジャンプ力に
耐えられる強度が必要になります
新築の場合はあらかじめ下地を入れることができるので、
ある程度自由に位置を設定できますが、
今回の場合はリフォームかつ、クロスを貼り替えないので、
一定のスパンで入っている間柱を狙って固定しました。
完成写真
棚板の跡隠し兼、キャットウォーク兼、掲示板です
プリントやチラシ等を掲示したり、
壁から浮かせてあるので、フック等も掛けられます
はしごには透明のアクリルパネルが貼ってあります。
こちらはコロナ禍の際に活躍したアクリル板を
再利用しています
棚板もアクリルパネルも捨ててしまえば
ただの産業廃棄物になってしまいますが、
こうして活用することで、SDGsに貢献できます
アクリルパネルは透明なので、下から見上げると、
はしごを歩いているネコたちの肉球が見れたり、
はしごの上で休んでいるところを見れる予定です
果たして期待通りの動きを見せてくれるのか……
そして、私の撮影スキルでシャッターチャンスを逃さずに
撮影できるのか……
良い感じの写真を撮れた際には
アップしていきたいと思います
乞うご期待です
それでは、また