【ブログ】平成23年9月議会一般質問その③ ~地域活性化策について~ | 「いはら陽輔と和光の未来をつくる会」活動日記

【ブログ】平成23年9月議会一般質問その③ ~地域活性化策について~


和光市議会9月定例会で私が行った一般質問の要旨をご報告いたします。掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。また本ブログの掲載内容は一般質問の際のやりとりを私がまとめたものです。正式な内容につきましては和光市議会の会議録システムに登録されておりますので、そちらをご覧ください。

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◆一般質問通告内容◆
3 地域活性化策について
(1)流入人口の増加策および定住化策について
(2)バス路線の拡充について
(3)フィルムコミッション活動について
(4)駅北口区画整理の商業地域の構想

(1)流入人口の増加策および定住化策について

質問:和光市は今後も人口がふえることを予想しているようだが昨年に関しては転入者よりも転出者が上回っている。これは出生による増加が転出超過数より多いことが理由である。人口は増えているもののその後和光市にとどまっているとはいえないが、対策は考えているのか?

答弁:和光市第四次総合振興計画でだれもが住み続けたいと思うまちをかかげているが、その実現にむけた施策を定めている。

質問:市民を定住させるための戦略を考えるうえで和光市の人口移動実態をつかむ必要があると思うが、他の自治体でも実施している人口移動実態調査を行うことを提案したい。

答弁:和光市の人口についての傾向は極端な形であらわれている。単身者が多く、生産年齢の男性が多い。ファミリー層を定着させてバランスのよい人口構成にシフトしていくための施策を行っていく。

(2)バス路線の拡充について

質問:都営三田線の西高島平駅および都営大江戸線の光が丘駅へのバス路線の新設について市民の要望が高いが、市の見解を伺う。

答弁:バス事業者に要望を行ったが実現にいたっていない。駅前ロータリーのキャパシティの問題や採算性の問題、バス事業者の経営状態の悪化などがあり現状では難しい。しかし、副都心線の東急東横線への乗り入れ、駅北口駅前広場の整備等もありますので、前向きに検討していただくように要望した。

(3)フィルムコミッション活動について

質問:ロケ地の誘致の実績はあるがフィルムコミッションを所管する課がロケ地として登録している施設ごとに異なっている。組織として機能してないように思えるがどうなっているか?

答弁:関係課8課による会議を年4回実施しているが、正式なフィルムコミッションという組織の設立はできていない。

質問:フィルムコミッションに関心のある若い職員を集めて組織をつくったらどうか。現在映画やドラマだけであるが、新たな方向性としてアニメのロケ地誘致を提案したい。

答弁:アニメについては他市の成功事例もあることから地域活性化につながる観光政策のひとつであると考えている。アニメ等のロケ地誘致は検討していなかったが、地域活性化策のひとつの提案として受け止める。

(4)駅北口区画整理の商業地域の構想

質問:北口区画整理事業では和光市駅北口前に商業地域を設定しているが、市としては現段階でこのエリアをどのような姿にしようという構想は描いているのか?

答弁:中心商業地として店舗等の集積を図るため、駅前広場周辺に限定して商業地域を配置する。商業地としての活性化を損なう建物の用途を制限し、また建物の一階部分の住宅等の用途を制限するなど、当地区に見合った商業地の形成に向け指導を図っていく。