【ブログ】平成23年9月議会一般質問その② ~平成24年度和光市行政経営方針について~ | 「いはら陽輔と和光の未来をつくる会」活動日記

【ブログ】平成23年9月議会一般質問その② ~平成24年度和光市行政経営方針について~


和光市議会9月定例会で私が行った一般質問の要旨をご報告いたします。掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。また本ブログの掲載内容は一般質問の際のやりとりを私がまとめたものです。正式な内容につきましては和光市議会の会議録システムに登録されておりますので、そちらをご覧ください。

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◆一般質問通告内容◆
2 平成24年度和光市行政経営方針について
(1)採択事業の選定、事業の優先度の設定について
(2)実施計画システムについて
(3)実施事業のマネジメントについて
(4)市の特色を生かした地域ブランドの推進の区分設定について

(1)採択事業の選定、事業の優先度の設定について

質問:平成24年度和光市行政経営方針の中で、第四次総合振興計画基本構想に位置づけられている65施策、12方針の方向性の区分を設定している。区分は①から⑩までありますが、実施事業の採択基準及び実施事業の優先度とどうリンクしているのか?

答弁:前年度予算との比較で方向性の優劣を設定している。区分が高いものでも優先度が低い事業はあるし、区分が低いものでも優先度が高いものはある。

質問:こちらの採択事業の選定、事業の優先度の設定は、だれが行うのか?

答弁:各部局の長と市長とのヒアリングを行って、その後、行政経営会議において採択案を策定する。その採択案について政策会議にかけて決定する手順である。

質問:採択事業の決定、事業の優先度の決定というのはいつごろになるのか?

答弁:11月に議員向けの説明会を実施し、その後一般に公表する。

(2)実施計画システムについて

質問:実施計画システムの概要とシステムの構築状況について伺う。

答弁:財務会計システムのサブシステムである実施計画システムをカスタマイズするものである。行政経営方針に基づく調書策定、実施事業の採択の作業手順や要領についてシステム化を行っており、来年度からの稼動にむけて予算編成とのデータ連携に取り組んでいる。稼動後は事務の効率化が可能となるほか、実施計画から予算編成まで、より透明性の高い公表が実現できる。

(3)実施事業のマネジメントについて

質問:一般的なプロジェクトマネジメントでは事業の実施段階に入る進捗管理を行う。市では実施事業が採択されたあと、どのようなマネジメントを行っていくのか?

答弁:各事業のマネジメントは所管課で行っているが、その内容や進捗については政策会議において報告を行っている。

質問:私が意図するマネジメントは、当初立てた計画を計画どおりに行うために、事業実施のために必要な作業をすべて洗い出して、作業ごとに時間を見積もったものをスケジュールに反映させ、実施段階ではスケジュールどおりに進んでいるのか進捗管理をすることである。このようなマネジメント手法の導入の提案をしたい。

答弁:ご提案のマネジメント手法は有効であると思うが、市の事務は各所管で様々な事務を抱えており、単一のプロジェクトチームではない。現体制でそのような手法を取り入れることは難しい。

(4)市の特色を生かした地域ブランドの推進の区分設定について

質問:「地域ブランドの推進」の区分設定を上げた理由について伺いたい。

答弁:地域ブランドの推進は新たな取り組みのため、これまで取り組みの実績がない。新たな取り組みを行うという意味で区分設定を上げている。また、副都心線と東横線の相互直通運転が予定されており、和光の魅力を市外へ伝えるチャンスが増えることから、地域ブランド事業を推進していきたい。