厚労省が医師・歯科医24人を無許可再生医療などで業務停止などの行政処分を決定 | 林田学監修:薬事法違反事例集

林田学監修:薬事法違反事例集

今までにあった薬事法違反の行政指導事例などを集め検証していきます。

 厚生労働省は25日、医道審議会医道分科会の答申を受け、医師11人と歯科医13人の計24人に10月9日からの業務停止などの行政処分を決定したとのことです。

 厚労省によると、国に無許可で人から脂肪幹細胞を採取し培養する再生医療を行った大阪府茨木市の伊井正明医師(53)が業務停止2カ月の処分、診療報酬の不正請求や大麻所持などで医師8人・歯科医12人が業務停止3カ月~3年の処分となったほか、無免許運転などで医師2人、歯科医1人が戒告とされたとのことです。

 分科会には29人が諮問され、残る5人は厳重注意となったとのことです。