大阪医大(大阪府高槻市)の男性元講師(52)が、無届けで脂肪幹細胞を人に投与する再生医療を実施したとされる事件で、元講師が部下の女性2人を東京都港区の製薬会社に社員として雇用させた上で作業を手伝わせていたことが19日、同社や大学への取材で分かったが、同社は「無届けで人に投与していたとは知らなかった」と話しているとのことです。
大阪府警が再生医療安全性確保法違反容疑で、同社を家宅捜索したことも捜査関係者への取材で判明し、元講師が製薬会社を巻き込んだ経緯や背景を調べているとのことです。
同社によると、元講師と同社は今年5月下旬に研究契約を締結したとのことです。