6月30日(日)は、リーグホーム岡山戦。
スタジアムへは行けませんでしたが、リアタイ。
いやな形でアウェイ連戦を終えて、ようやくのホーム戦。
首位で折り返し…だったはずが、あっという間に3位に。
自分たちで苦しい形にしてしまったのだから、仕方ない。
ここから再度上を向いて戦えるか。
大雨の事前練習、オレンジ戦士達はアイスタのピッチで何かを掴んだのか。
スタメンは
権田、高橋、山原、高木、原、カルリーニョス、宮本、松崎、乾、中村、北川。
サブは
沖、北爪、吉田、矢島、白崎、ブラガ、タンキ。
ジェラも、蓮川も戻って来られないという状況が続きます。
そこをカバーするべく抜擢された、高木…そしてスタメンに戻ってきた松崎。
チャンスは何度もやって来ない、その一回で結果を出せるかどうか。
相手にはスタメンで、かつてのチームメイトの竹内や藤田がやって来ています。
恩返し弾なんて、要らないからね。
試合開始早々に、原選手が魅せます。
裏へ抜け出したボールを駆って、一気にキーパーと一対一になってのシュート。
ここは残念ながら、防がれてしまいます。
そこからはお互い、ガップリに組み合っての戦いになりました。
清水の嫌がる位置にいるルカオ選手にボールを落とし込もうとする岡山。
ところが、身長差が20cmあるにも関わらずポジショニングでカバーしまくる高木選手のプレーが光りました。
半分以上、止めたんじゃないかしら。
守備の歯車が上手に噛み合えば、攻撃も次第に上手くいくように。
連敗中に目立った、悪い位置関係が改善しています。
秋葉監督の原点回帰の指示もあったでしょうか。
やはり良いパス出しは、良い位置関係から。
一歩先を見越したパスは、効果的ですね。
そして、アイスタの芝の良さ。
先制点は、20分。
今シーズン、ホームで得点が奪えていなかったカルリーニョス選手。
持ち込んだままクロス…かと思われるくらいのコントロールショット。
これが突き刺さって、見事なゴール。
ゴール不足に喘いでいたのが嘘のようなスーパーなゴールでした。
岡山も、負けていません。
ここ数試合の調子の良さを見せるように、何度もエスパルスゴールに迫ります。
権田選手やディフェンス陣の踏ん張り、そしてクロスバー。
使えるものは何でも使って、凌ぎます。
とは言うものの、明らかにゴールの匂いは岡山側。
42分の一瞬の隙を逃さない、鮮やかな同点劇でした。
前半リードして終わりたかったけど、仕方ない。
後半に向けて、また気合いを。
追加点は、早い時間に決まります。
後半4分。
決めたのは、またもカルリーニョス選手。
コーナーキックからの流れでした。
選手達が交錯して倒れたりしている中で、ボールへの嗅覚で飛び込んで勝ち越し弾。
再び2-1と突き放します。
矢島選手や北爪選手を入れながら、時間を使うエスパルス。
すると、この途中出場の矢島選手が後半34分にゴールを決めます。
右サイドでじっくり攻め上がると、北爪選手からパス。
これがきっちり通って、ボールを持った矢島選手は狙い澄ましたシュート。
見事に決まりました。
これは嬉しい。
岡山の気力を削ぐ、2点差とするとあとはキッチリ。
吉田選手まで入って、ぶ厚いゴール前の守備陣が岡山の攻撃を跳ね返し続けました。
試合終了3-1。
ホームでは無敗のエスパルス。
その神話はまだ終わっていませんでした。
ここからまた、強いエスパルスが戻ってくるのか。
次節は警告の累積で、カルリーニョス選手と乾選手は出場停止。
とはいえ、またもやホーム。
この千葉戦が、ここからの流れを大きく左右しそうな気がします。
頑張ろう。
…あとはタンキ選手がもう少し状況に応じたスマートな戦い方が出来たら、完璧だったかなぁ。
上位チームは共に勝ち点を積み上げ続けているので、脱落しないのが大事です。
以下は公式ハイライト。