大阪、京都、滋賀で、
ココカラノウ ジム(心體脳)を主宰している
リンパケア内臓環境研究会です。
ご訪問頂きありがとうございます。
「成瀬は天下を取りにいく」
を読了しました。
ライトノベルなので、
リズムよく読み進められますよ。
成瀬をはじめ、滋賀県大津市膳所界隈に住む人たちの
お話を短編で5編まとめた本です。
特に大津市膳所界隈の地理がうっすらとでも
分かる人には特に楽しく読めると思います。
今回この本について書きたいと思ったのは、
主人公の成瀬ちゃんがおもしろい子だから!
タイトルの通り、天下を取りにいけるくらい
ゴーイングマイウェイな女の子です。
成瀬ちゃんの器の大きさ、
マイナスなことも冷静にプラス面が見つめられるところ、
自分を持ちながらも素直でまっすなところ
相手の立場を思いやれるところ
遠慮するところ、引くところは
自然に下がることができる。
そんなところも素敵だなと感じました。
なによりも、気負いがないんです。
人目を本当に気にしていないので、
やりたいことはストレートにやる。
人目を気にしないということは、
人の評価を気にしないということ。
こうしたら悪く思われるんだろうか?
そう思って遠慮する人が多いです。
でも、成瀬ちゃんは
こうしたら良く思われるだろう
こうしたら褒められるだろう
私の評判が上がるからやろう
こういったいやらしい意図もなさそうです。
自分の気持ちにストレートなんです。
こうなりたい、こうしたいと思ったら、
結果が出るとかでないとか関係なく
やれるだけのことは準備する。
そしてそれを淡々と続ける。
結果に関係なく、
そういう人は天下を取ったと同じだと思いました。
そう、成瀬ちゃんは意図した瞬間に
天下を取っている人なのです。

